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Judgment  作者: 来奈
3/3

閉廷そして相方帰還


「ぶつかって来たのはそっちが……「否、真は互いのよそ見によるもの。更に金を盗んだという証言も嘘……だな」

「なっ……」


 今やヘルズキュアを開眼したドーリィには、そんな嘘を暴くなどたやすかった。


「『偽証言及び被告人への侮辱、更に相手を軽く脅迫したことにより、判決は……死刑』!!」

「馬鹿な……!!」


 呆気に取られるクラースに躊躇なく、ドーリィはチェーンに通してあった小さい鎌を取り出した。

途端にそれは実物大の本物となり、怯えるクラースに恐怖を追加させた。


「ライトシックル……こいつの餌食になれ」

「ふ……ふざけんな!! そんなの認めねぇ!」

「『ジャスティスの掟その三・裁判官の判決は絶対』。残念だっ「ノワールストーップ!そこまで」

「「「!!?」」」


 ドーリィの振りかざしたシックルと裁判の判決を止めたのは、馬車乗り場で別れたあのレドだった。

ドーリィは不満そうにレドの手をシックルから解いた。


「……何で止めたの」

「あー…まあ可哀相じゃん? それに、今の罪じゃ死刑にはならねぇし」

「……ていうか、ノワールって呼ばないでくれる?」

「わりっ」


 悪気がなさそうに謝るレドにイライラしながらも、ドーリィ改めノワールはシックルをまた合ったようにチェーンに通し、小さくしてしまった。


「判決またやんのは面倒だし、ノワール放棄しろよ」

「ノワールは止めろ」

「良いから」

「……分かったよ。『裁判放棄。訴訟を無効とする』!」


 陣とバリアが消えたかと思うと、すっかり縮こまっていたクラースは慌ててどこかに逃げっていってしまった。

残されたイヴはどうすれば良いのか分からない状態らしく、固まったままだ。


「おーい……イヴ」

「ノワール何したんだよ?」

「何もしてないし、ノワールって呼ばないでくれる? 何々、昔犬に噛まれて犬が怖「ぉおおおおま、まだヘルズキュアついてたのかよ!!?」

「あとお化け屋敷で十字架恐怖しょ「マジ止めろ! プライバシーの侵害だから!」

「あの……」


 二人が騒いでいるうちに正気に戻ったらしいイヴは、かなり勇気を振り絞って二人に疑問を問い掛けた。


「何?」

「お兄ちゃん達……もしかしてサルーン一家の裁判官?」

「そうだけど」

「本当? 僕……実は……」




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