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桃髪の暗殺者 資料集  作者: 村山龍香
1.資料集(本編)
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2.本編用語集

1.暴力団組織


村山警備株式会社…村山龍香が経営している警備会社。実際に警備員の派遣業務は行っているが、実情は龍香が暴力団からの暗殺や上納金の取立、要人警護などの依頼を引き受けるための隠れ蓑になっている(警備会社を表向きにしている理由は、警棒などの警備会社で所持が許されてる武器のどさくさに拳銃や非認可の日本刀などの非合法的な武器を混ぜておくため)。宝星街の3階建ての雑居ビルのワンスペースを借りていることになっているが実際はビル自体龍香の所有物である(独立の際に、銃と刀のついでに差し押さえでふんだくった空きビルを一個そのままもらった)。龍香の事情を知っている社員は龍二、真希、シェリル、藍太の四人。反社会的勢力としては非常に珍しく給料制であり、月給は月200万円(非正規社員の藍太は仕事帰りに龍香に即金で貰うか、他の三人の給料日と同日に月に仕事を手伝った日数×5万円を貰うかしている)。


龍一門…後藤龍一が総長として組織されている、成人するまでの龍香が所属していた宝星街のコミュニティの中でも有数の権威を持つ組織。極道の世界に干渉してこない一般人に対しては手を出してはならないという固い鉄則を一門に徹底している。宝星街の治安の維持に警察以上に力を見せており、この街でのカツアゲや強姦などの被害を力をもって防いでいる一方で掟を破る悪党には一切容赦をしない姿勢も示しており、彼らの思想に合わない悪党が街で神隠しに会ったように消え去る事件は彼らの仕業と噂される。


如月神社…如月舞花が巫女長として務めている神社。表向きは普通に神社をしているが、実態は舞花の妹如月桜花と共に暴力団相手に密輸した銃器や密造した日本刀の販売を行っている武器商店(代々行っており、舞花は3代目)。銃器は金さえ出せばすぐ売るが一方で刀に関しては舞花の眼鏡にかなう人間にしか売っておらず、特に如月神社の刀として各コミュニティで非常に名が売れている名刀シリーズ「烏群」を売ってもらえることは宝星街の刀剣マニアの暴力団員の間では一種のステータスにもなっている。この神社に務める巫女姉妹は巫女であると同時に刀鍛冶と用心棒であり、そちらの実力でも名高い。


2.地名


宝星街…龍香達が住む、暴力団が権威を振るう悪党の街。街の治安は暴力団の圧力によって成立しており、警察は基本的にこの街に介入しないことが暗黙のルールとなっている(ただし、暴力団員でない人間が被害に会うような事件があった場合や明白な銃刀法違反などが通報された際にはちゃんと出てくる)。この特殊な事情から一般人が通る上では言われてるほど危険ではない一方、中途半端な小悪党がこの街に半端な覚悟で入り込むことがあればたちまち街で名を轟かせている大悪党達に消し炭にされると言われている。


3.その他


宝星街警察…桐島誠一が勤務している警察署。組織犯罪対策の要として存在しているものの、基本的には(堅気の人間に対しての)治安維持活動を街のコミュニティが行っているためあまりコミュニティに強くは出れていないため周辺からの評価は低い。


烏群…如月神社が制作している、○烏と銘を切っている密造刀ブランド。宝星街の暴力団の刀剣マニアでその名前を知らない者はいない程高く評価されているが、ただでさえ限定的に作刀販売している如月神社の刀の中でも更に舞花と桜花が強く気に入った人間にしか作刀してくれないため持っていること自体にもそれなりのステータスが付く。

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