表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある辺境のギルド職員について  作者: レスカ
魔王とギルド職員
77/122

77

「ということで、私も首につけるやつ手に入れてきたよ」


「アリシアさんも行動が早いですね。しかし2対間でしか通信はできないと、前に伝えたはずです。こちらは既に付けているので、もう一つとなると……」


「大丈夫、キリハさんのと繋がるよう改造の仕方も教わってきたから!」


「どこで教わってきたんですか……」


 アリシアさんが嬉々としてカウンターに着いて、何やら首につけるやつをいじくっている。繋がらないんだ、なら改造すればいいじゃないとは普通ならないでしょうに……。


「まあ悪い話じゃないでしょ。二つも自由に使える戦力があるのは」


「願ったりではありますけど。そういえば付属のもう片方ってありますか?」


「一応持ってきてるけど、何かするの?」


「心当たりがありまして、できればそれも私の端末に繋がるようにしてもらえるとありがたいです。お金は色を付けて払いますので」


 カウンターの下からお金の入った袋をどちゃりと置く。

 職場に大金を持ち込んでるとは思わないか、アリシアさんはいきなり出てきたお金に動揺しているが、それは些細な問題だ。

 王都までは遠くしばらくは手に入らないものなのだ、やはり保険は増やしておくべきだろう。


「誰にあげるの?」


「前に契約をした鎖の悪魔に渡そうかと」


「あー。これ以上ない戦力ではあるね。でもこれって、悪魔のいる場所とこっちでも繋がるのかな?」


「ダメで元々です。そもそも悪魔なんて存在自体がイレギュラーですから、使えればよし程度です」


 中の仕組みこそよく知らないが、恐らく繋がるという確信はある。どれだけ離れていても、2対間の通信が絶対となっているため、恐らく相手の端末の座標を特定して通信をしているはず。ならばこちらから干渉できる空間な以上、それも問題ないだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ