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「それで、ダンジョンはどうでしたか?」
「悪くはなかったかな。普通のモンスターってだけで新鮮だったし、また行く予定」
「それはよかったです。どれくらいまで進みましたか?」
「とりあえず階層移動含めて様子見だけで、2層までしか行ってない」
苦手とは言っていたものの、アリシアさんの技量であれば浅い階層なら問題にもならないだろう。
「ダンジョンのところどころに光る石が生えてて、ランプは必要なかったんだよね。それとお土産に石持ってきちゃった」
「光ってはいませんね」
ごとりとポケットから出てきた石は何の変哲もない石だった。
「たぶん光はダンジョンからの供給だから、回収したら光らなくなっちゃった」
「でしたか」
「そのうち連れてってあげるから」
お土産にまで気を配れるあたり、そういうことだろう。
「こう言っちゃあれですけど、私は完全にお荷物になりますよ」
「大丈夫、その時は最初のフロアで過ごすくらいだから。それに便利なものがあるもんだね、攻撃や敵の侵入を防いで安全地帯になる結界。一緒に行く時使おうって思ったけど、これまで見たこと無かったし」
「ダンジョン用ですから、普通の道具屋には置いてないんです。ダンジョンに縁のない人は、だいたい同じような反応ですね」
ダンジョンが大きくなるとダンジョン内で休息をとることにもなる。ほんと便利なものが開発されてるようで。




