表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある辺境のギルド職員について  作者: レスカ
魔王とギルド職員
59/122

59

「さて、どこから話しましょうか」


「前よりかなり賑わっているが、まずはこの場所が安全になったのかから頼む」


「それであれば、当面の危機は去ったと見て間違いないでしょう」


「ふう、本当に竜王はどうにかなったんだな」


 しばらくして安全になったという噂を聞きつけて、情報屋のドミノも様子を見に戻ってきた。現状を聞いて安堵している様子。


「これでもすごい感謝してるんですよ、王都の書庫に行ってなければ、今頃はメイズ諸共消し炭でしたから」


「やはり通用したか。世界樹の素材についてはどこから?」


「いえ、使ったのは世界樹じゃないんですよ。あんまり大きな声じゃ言えないんですけど、大悪魔の一つを解放しまして」


「……今なんて?」


「こう、鎖の悪魔を解放して契約もしまして、竜王は封印してもらいました」


「大犯罪者がギルドに平然と……」


 失礼な。ここが無くなれば次は王都やら他の地だ、ここで押さえ込んだのだから些細な話である。それにバレてないから問題ない。


「まあ、ここまでする必要のある相手だった、ということでひとつ」


「そうだな。大悪魔の封印が破られたことなどなかったからか、神殿が封印を確認して騒いでる様子もないし、こればかりはな」


「竜殺しでも、竜王には叶わなかったということです」


「人の限界ってやつなのかね」


 裏で情報屋をしてることもあって話がわかる。しかし竜王が消えたという情報が広まった後で、何か影響が出てくるかは気がかりなところだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ