表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある辺境のギルド職員について  作者: レスカ
愛のゆくえ
116/118

クリスマスのあと……

あのあとの小話

「なんか疲れてるみたいだけど、大丈夫?」


「そりゃそうよ。あの悪魔……」


「ヴィルヘルムさん何かしたっけ」


「いやそうじゃなくて、かくかくしかじかで」


 トロッポ曰くあの悪魔はガチでヤバイやつだから、近いだけで気が気でないとのこと。

 いやまあ竜王にぶつけてる時点で今更な話である。

 一般人の弱さゆえに、その強さを感じ取れないのが大きいだろうか。

 考えていると、トロッポはとんとんと孫の手で肩を叩き、うつ伏せに寝そべり始めた。


「まあ大丈夫だって。トロッポのことも嫌いじゃないみたいだし、もっと肩の力抜いて」


「それができないから困っているって話で。あのクリスマス会の中の挙動全部演技だったし」


「器用さの極みだ。全く気付かなかった」


 楽しそうにしてたのも、笑顔まで全部無理していたというのか。恐ろしいやつだ。


「あーきつい。上に乗って、押しつぶして」


「はいはい、いつものね」


 疲れたという時は、決まって同じ体勢で上に乗るように要求してくる。

 床と挟まれて、上から全身が圧迫されて気持ちいいのだとか。

 乗る側なので文句もないが。


「まあ実のところ、こっちも対応は慎重になってるんだよね」


「え、そうなの? そんな風には全く見えない」


「トロッポが危惧している通り、あの人の指先ひとつでメイズくらい簡単に消し飛ぶだろうし。だからこそクリスマス会に呼んだりした。そういうことなので、頑張って早いとこ慣れてもらえると嬉しい」


「そっか、それもそっかあ……」


 対等というより、ヴィルヘルムさんの方においしいとこを流しつつの関係である以上、こういう機会はあるだろうから、トロッポにも耐性をつけてもらわねば。

大晦日のおまけとしてお納めくださいな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ