表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある辺境のギルド職員について  作者: レスカ
愛のゆくえ
115/119

113

「あれ? いつもの子は?」


「アリシアさんなら数日前に出かけてから、まだ戻ってきていませんよ」


「なるほど、じゃあチャンスってわけだね」


「何のチャンスですか……」


 アリシアさんの留守中に、ぬっと現れたのはリュミ。

 今回は前と違って、長らく滞在するであろうことが確定している。


「何のって、そりゃあ攻略のチャンスに決まってるじゃん」


「なるほど。……この際なので、その変わりようは何があったのか聞いてもいいですか?」


「あの後リードに相談したんだよね、何かダメかって。そしたらその攻撃的な態度はやめろって。相手が気にしてなくとも、好意的に解釈される可能性は減るばかりだって。代わりに笑顔で明るく、好きな気持ちを前面に押し出した方がいいって。練習してたらこうなってた」


「なるほど」


 つまるところ、リュミはあれから色々と恋愛の何たるかというか、リードから人の心の機微やらを学んできたそうな。

 もちろんリードの指摘は的を射たものであり、リュミの印象はすでにかなり改善していたりする。

 問題ないっちゃないが、つんけんされていい気持ちはあまりしないものだ。

 しかし問題がひとつ。


「若干アリシアさんとキャラ被りしてますね……」


「へー、ほー? つまりアリシアちゃんの株を奪える可能性もある?」


「ないとは言いません。今後次第です……」


「じゃあチャンスはあるってことだね!」


 何ならトロッポもアリシア族な色が強いこともあって、内心どうしたものかとなっているのが本音だったりする。

 丸くなったこと自体は悪くないが、悪くないが別のベクトルで困らされそうだ。何か追加でキャラ付けでも要求してみようか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ