絶望神サガの評価
「絶望神サガ」はデュエルマスターズ公式から発表された強すぎるカードとして炎上したが、その最大の問題点は「強さ」ではないと考える。勿論、公式大会などでサガ関連のデッキの入賞数が多すぎることはゲームバランスの悪さを物語っているのだが、特定のデッキが強くなりすぎるのはカードゲームの宿命である。問題ではあるが、常に最多勢力のデッキは存在するものであり、そこを私は批判しない。その一番の問題点は、ゲームの面白さをそこねているところにある。
ところで貴方は、TCGにおける「面白さ」はなんだと考えているか。勿論楽しみ方は人ぞれぞれあると思うが、私はこう考える。第一にデッキ構築の面白さがある。TCGはその広大なカードプールの中から好きなカードを入れ、自分自身のデッキを作れることを売りにしている。これは他のゲームにはないTCG最大の特徴といっていい。そして第二にプレイの面白さがある。相手との駆け引きや、面白い効果のカードを使うなどが挙げられる。
カードゲームのカードは、この「面白さ」をどれだけ生み出したいるか、または「面白さ」をどれだけ削いでいるかで批評でき、そのカードゲームにとって良いカードなのか悪いカードなのか判断できるのではないかと考えた。
評価項目を作っていこう。デッキ構築を面白くしてくれる要因は何か。1つは