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―Shadow of the dead―  作者: 成瀬瑛理
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序章

 あの日、世界は破滅した。たった一つのウイルスにより、人類は絶滅の危機に瀕した。やがて文明は消え去り、人々はその後に起きた恐怖の影に怯えた。今日と明日を生き延びるための知恵を身につけ、その日を凌ぐ為の食料を求め狩りに出る。


 明るい太陽の下では、彼らは影の存在には怯えることはない。影も明るい太陽の下では大人しい。だが、暗闇が訪れば影の存在は彼らにとっては脅威だ。彼らはギョロリとした瞳で獲物を見つめ、虚ろな瞳でいる者もいれば、そうでもない者もいる。彼らは意思を持たない。一つの個体としては群れることはない。まるで獲物を捕らえるハンターのように狡猾だ。ひとつの影はやがて群れ、それは数が増えればさらなる脅威となる。


 生き残された人々は、その影の存在に怯えていた。もし、その影の存在を例えるとしたら、彼らは亡霊と呼ぶべきか。はたまた死者のなれの果てと呼ぶべきなのか、その存在は腐った肉の塊で生きたまま動く、言わばゾンビと呼ぶべきだろう。


 あの日、人類はウイルスにより感染し、人の肉を喰らう化け物となった。それを私達は例えるとしたら『ゾンビ』と呼んだ。そのゾンビに残された人類は戦い、明日も希望も見えずに苦しんだ――。






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