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召喚された勇者は復讐をする  作者: あめみや
第一章 勇者召喚編
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章間 龍

龍の話をしよう。


龍、それはドラゴン。現実には存在しない、いや、地球上には存在しないというのが正解か。


とはいっても、魔物自体が存在しないのだから当たり前ではあるが。


さて、話を戻そう。


地球ではないこの世界には龍が七匹存在する。亜種であるワイバーンや竜も存在はしているが本当の意味での龍というのは七匹のみ。


炎神龍、氷神龍、雷神龍、風神龍、白神龍、黒神龍、そして、別枠ともいえるだろう時空龍。


時空龍のことは今は放っておくとして。


なかでも、今回の勇者に宿った二対の龍。白神龍と黒神龍は別格。


守りの白神龍と攻めの黒神龍。対にして最強の二角。この二匹の戦いはいつも、引き分けにおわる。


だが、ある日のこと。たった一つの存在に二体の龍は敗れ、七つに封印された。


詳しいことは省くが、殺されなかった理由はちゃんとある。


そして、各地に封印されたのだが、一つの封印だけは封印の仕方が異なっていた。


それが、勇者。代々の勇者に封印がされていた。もちろん、この事実を知っているものはそういない。


だが、それで龍が恨んでいるかというとそうではない。


二体の龍は最強を目指していた。最強は二体のどちらかだと疑わなかった。それが二体の戦いに繋がっていた。


そんなときに倒された二体の龍。


上には上がいる。そう実感したのだ。まだまだ上にいけると、そのために勇者の中に封印されたといっても過言ではない。


それを繰り返し、強くなったかというとそうではない。どちらかというと、経験になった。


この世界にはない考え。それが二体にはとても新鮮で斬新で。


何年、何十年、いや、何千年たっただろうか。


勇者が倒れ、封印が緩んだ時、封印を解こうとするのだが、直ぐに勇者召喚がされてしまい、またもや、封印される。


((この勇者召喚が終わったらでもよいか))


随分と待った二体の龍にはたった一回の勇者召喚などどうでもよかった。


今までの勇者召喚で一番強烈なことになるのはもちろんしらない。

一章おわりかな?

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