表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚された勇者は復讐をする  作者: あめみや
第三章 魔族編
25/39

兄弟ー2

一回書きかけとんだ...。

ふりおろされる鈍器を刀で受け止める。


が、予想していたよりも強い一撃は刀にミシミシという音をさせる。


流石に少し焦ったのかユイは顔をしかめる。


そのあと、刀のち力を調節し、受け止めから受け流しに変更する。


しかし、受け流したハンマーのようなものは地面に当たる前に方向転換をする。


「まだまだぁ」


ガモンは吼え、力任せふ武器を続けてユイへと振るう。


驚きはしたがその攻撃もしっかりと弾く。


カキンかガキンかそんな音がしばらく絶えなかったが唐突に終わりを告げた。


「ガモン、いつまでやってるつもりなの」


突如、高まる殺気に思わず、両者は打ち合う手を緩め、距離をとる。


「ガモン、ダメなんだって。無益な殺しとかはようないんだよ?だから...」


「話し合いをしようってか?悪いが兄者よ、あいつはどうあっても死のうとはしねぇぜ?」


ガモンと話すときはししっかりと話せるダモンではあったが、


「えと、無理ですか?か、可能な限りではあなたの願いも叶えられますし。ほ、ほら、僕たちのためとでも思って」


「んじゃあ、死んで?願いはこれ。でも、私は死ぬ気はないから」


『しばらく聞いていたが大分ダモンとかいうやつは面白いやつだな』


(どうしたの急に)


『あやつの本気を見ればわかるんじゃあないか』


若干、空気の読めない黒神龍であったが会話はユイと黒神龍のみで行われた為に魔族の二人には分からない。


「あーあ、ねぇ、ガモン、どうして言うことを聞いてもらえないんだろうね」


「そりゃあな」


ガモンも毎度のことのようにため息をつく。


理由なんて言わなくてもわかるのだろうが、ダモンには分からないらしい。


「と、まぁ、両方が殺しあいを望んでるって訳だ。てことで、いいじゃねぇか」


戦闘狂のようなガモンと平和主義そうなダモンだったが完全にどちらもが戦う気に

なったようだ。


「お望み通りに殺してあげるから安心しなさい」

次回こそは殺しあいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ