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召喚された勇者は復讐をする  作者: あめみや
第二章 復讐へと
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豹変

『見られたな。《首狩り》』


ストンッ。そんな音と共に後ろにいた兵士の首が落ちる。


「どうやったの?」


結衣は、豹変していた。今までなら、すぐさま目を背け、吐き気に襲われていた。


しかし、今はその強さを前に知ろうとまでしている。


『我にかかればな。お前の体を借りて、やっただけだ。強者には効かん』


「ふぅん。私にも出来るのね?」


『簡単な技だからな』


そんな話をしていると、死んだ兵士の仲間である兵士が続々とそこに集まる。


『集まってきたな。どれ、力を貸そう。奴らを殺すんだな』


不思議な力が流れ込んできて、力の使い方がわかる。


「勇者がいるだと...」


「首狩り」


途中まで言った兵士の首を飛ばす。


「簡単に出来た」


「ち、ちきしょう。脚の早いカイゼルは王に報告

しやがれ。ここは俺たちで...」


また一人。首が飛ぶ。


一人が駆け出し、他の兵士は結衣の方へと。ただ一人の伝令の時間稼ぎのために死地へと挑む。


「闇の刃」


所々が光って見える黒い刃を生み出す。


『流石は勇者の身体能力とでも言っておくべきか』


持ち前の身体能力で、次々と命を刈っていく。


まるでその姿は、


「死神...」


やがて、兵士は伝令の者だけを残して、全滅することとなった。


『一人逃したがいいのか?』


「構わない、むしろ好都合。バレないまま、殺すのはあなたなら簡単でしょ?私は全てをねじ伏せて復讐する」


『それと、お前の髪なんだがストレスで白くなってるぞ。ただ、我の力を使うときは黒くなる』


「そう、偽装に使えていい」


『これから、どうするんだ』


「まずは魔王を殺す」


そう決心した結衣は、太一の手を湖の近くのほとりに埋め魔王のいる方向に体を向け歩き出す。

書きたいことはあるのに文章に組もうとするとむずかしい

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