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24話




 愛すべき小魚たちに運ばれて我が家に戻ってきました。


 はぁ、やっぱりお家が一番ですわ。


 取り敢えず濡れた服を着替え、海水でべとべとの体を洗う。


 ちかれたぁ……。

 何はともあれベッドに倒れ込む。

 流石にドラゴンとのバトルはしんど過ぎた。


 コアさんは上機嫌だ。

 俺がドラゴンを引っ張ってきて、ダンジョンの領域内である海に突き落としたから、殆ど傷がついていない状態のいいドラゴンが丸々手に入った、と声が弾んでいた。


 つまり、俺の決死の攻撃はドラゴンに何ら痛痒を与えていなかったということですね。

 ははは。当分引きこもろうかな。


 ちなみに、俺がドラゴンを誘き寄せたのはこの洞窟の真上、コアさんの言う通り、ダンジョン化した海に突き落としたのです。



 しばらくして生き絶えたドラゴンがタコと大カニの手で運ばれてきた。

 ドラゴンの死骸は……、うん、まったく無傷ですね。

 彼らの攻撃はまったく意味を成さなかったのだろう。ドラゴンの死因は溺死だ。間違いない。



“侵入者を討伐しました!

  8000DP獲得しました”



“『ドラゴン殺し』の実績を達成しました!

  10000DP獲得しました”


“『総獲得DP10000以上』の実績を達成しました!

  3000DP獲得しました”


“『配下の初勝利』の実績を達成しました!

   500DP獲得しました”


“『放浪のマスター』の称号を獲得しました!

  1000DP獲得しました”



“名前:未設定 のレベルが21に上昇ました!”



 ……DPが一度に22500も増えたでござる。

 レベルも21に跳ね上がったでござるよ。

 ドラゴンは恐ろしいが美味いな。

 俺がもう少し強くなったらまた狩りに行ってもいいかもな。



 レベルが急上昇した俺のステータスはこんな感じです。




《ステータス》


名前:未設定

レベル 5

職業:ダンジョンマスター


HP:310

MP:400

SP:310


攻撃力:310

防御力:310

素早さ:310



スキル

『ダンジョン操作』

『配下モンスター進化』New!

『大海魔法』



称号

『新米ダンジョンマスター』

『放浪のマスター』New !

『孤島の主』

『水術師』


所持DP:22550




 MPが他と比べて多くなっている。これは俺がドラゴン戦で魔法を多用したからだと思われます。

 この調子で魔法をガンガン使っていけばMPももっと上がるに違いない。

 ふふふ、楽しみだぜ。


 それと、DPを使ったわけでも無いのに、新しいスキルが増えた。

 見れば分かるが『配下モンスター進化』だ。


 非常に嫌な予感がするが、これって配下モンスターは一体一体俺が進化させていかなきゃならないのだろうか……。


“予めダンジョン内の進化可能モンスターをリストアップしておきますので、そちらから行うことが可能です”


 流石コアさん!

 貴方がいれば何の心配も要らないぜ!


“それでは、先程の戦闘で進化可能となった配下がいますので、早速リストアップしておきましょう”


 オッケー、コアさんに任せます。


 俺はこの莫大なDPどう使うか考えておくかね。








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