第十七話お揃いの指輪
第十七話お揃いの指輪
私たちはお土産屋でお土産を買った。
リュシオンはどうしてるかな、楽しんでるかな?
リュシオン用にお揃いの指輪買ったけど……いつ渡そう?
「いつ渡すか悩んでおるんじゃったら今すぐ会いにいけばいいじゃろう。……ほれ」
ジデンは頬を赤らめながら手を差し伸べてきた。
「握るなら早くするのじゃ……わしだって恥ずかしいんじゃから(ちょっと待つんじゃ、これではユミナがリュシオンに変な勘違いをさせてしまうではないか完全に間違ってしもうた!! ならば四人全員で握ればよいではないか、名案じゃな!!)ほれ、お主らも握らぬか!!」
「私たちもですか!?」
「これでもっと仲良くなれるね、ボクたち」
モニカが最初に手を握りクリスが続いて手を握った。
リュシオン、喜んでくれるかな?
こういう贈り物初めてだから不安だ。
「大丈夫じゃってユミナ、リュシオンは必ず喜んでくれる、そうじゃろ?」
「私もそう思います」
「二人のやり取り見てたら心配ないと思う。だから不安が吹き飛ぶように応援するよ!!」
「…………ありがとうみんな」
みんなに励まされながら歩いているとリュシオンの声が聞こえてきた。
「ギャァァァァァァァ」
声の方角を見ると、ジェットコースターで叫んでいるリュシオンがいた。
「リュシオン可愛いな」
私たちはジェットコースターの降り場所でリュシオンを待った。
「あっれ〜ユミユミじゃん、どったの? やっぱリュッシーに会いにきたんでしょ。私にお・み・と・お・し、なんだからさ☆」
フラフラフラ
「うっ、はっ吐きそう。…………あれ、ユミナだ」
「皆さん、ユミナさんとリュシオンくんを二人きりにしてあげましょう。(ユミナさん何か渡したそうに見えますし)」
「さすがアイっち気がきくね〜」
アイラが気を利かせてくれたおかげで、私とリュシオンは二人きりになれた。
みんなに感謝の言葉を伝えなきゃいけないな、特にアイラには何か好きな物をあげよう。
「あっ、あのリュシオンに渡したい物があって……これ、なんだけど」
「これって……」
「そう、お揃いの指輪なんだけど、気に入ってくれたら嬉しいんだけど」
「うっ、嬉しいに決まってる。一生の宝物にするよユミナ!!」
「そう言ってもらえて嬉しいよリュシオン……あれ、安心したら涙が……」
「不安にさせちゃってごめんユミナ」
モジモジ……チュッ
「前に泣いてた時にユミナにしてもらって嬉しかったから、お返しでやってみたんだけど……いつかは恥ずかしがらずに出来るようにするから」
プシュゥゥゥゥ
「ありがとう、リュシオン……この後、デート……したいけど、ダメ?」
「デートしたい……さっき手を繋いでたよな。その僕もユミナと手を……繋ぎたいんだけど、ダメかな?」
ニギッ
「ダメなわけないでしょ」
私とリュシオンは指輪を付けてデートすることにした。
ほんと、こんな幸せな時間がずっと続いてくれたら良いのにな
読んでいただきありがとうございます!!
更新は出来る時にしますね




