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ボス蛟(みずち)戦1

予定はミカが先にボス部屋に入り動きがあったら障壁の魔法を唱える。そのまま僕の前方で盾を構え、僕を守るようにする。

僕はいつも通り、敵が見えたら蒼炎をぶち込むだけ。蒼炎の破壊力が凄いから僕って単純な仕事しかないよね。


「準備問題無し!さぁ行こう!」


大きな声を出してボス部屋の扉を今開ける。


扉を開けて初めに目に入ってきたのは50メトル先の大きな(みずち)

ここには水路が無いようだ。

ゆかでとぐろを巻いている。とぐろを巻いているため何メトルあるのかは分からない。全身が深い深い青色だ。今までの(みずち)の色とは違い過ぎる。


ボス(みずち)が動き出した。


【金剛の心、我らを守護する壁となれ、障壁!】


ミカの前方に3メトル四方の淡く光る障壁が出現した。金剛系の防御魔法の障壁だ。


【焔の真理、全てを燃やし尽くす業火、蒼炎!】


僕も障壁の影から蒼炎の魔法を詠唱する。


50メトル先のボス(みずち)に向けて蒼炎が飛んでいく。


刹那、ボス(みずち)の身体が流れるように動いた。


蒼炎が躱された!?いや身体中央より下側が黒焦げになっている。少しは蒼炎の有効範囲内にいたようだ。


ここで僕は2つの選択から1つを選ばないとダメになった。有効範囲の大きい【鳳凰の杖】か魔法の射出速度UPの【昇龍の杖】か。

少しの逡巡で僕は射出速度UPの【昇龍の杖】を選んだ。(みずち)は青色が濃くなると動きが滑らかになる。このボスは飛び抜けて青色が濃い。それならば当てやすくなる【昇龍の杖】を選んだ。


【焔の真理、全てを燃やし尽くす業火、蒼炎!】


【焔の真理、全てを燃やし尽くす業火、蒼炎!】


【焔の真理、全てを燃やし尽くす業火、蒼炎!】


3連続で蒼炎の魔法を詠唱する。魔法の射出速度UPのせいか完全に避け切れてはいない。このまま乱れ撃ちで決めてやりたい。

このボス(みずち)、30メトルはある。俊敏性も今までのどのモンスターよりある。間違いなく強敵だ。

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