表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/484

武器屋での買い物

買った物は全てマジックバックに入れて定食屋でお昼ごはんを食べた。日替わり定食は焼き魚定食だったため、ミカに骨を取ってもらって食べた。


「せっかくだから前に行った武器屋でもいかない?ちょっと気になる魔法杖があるんだ」


「私は素早さを上げてくれる【昇龍シリーズ】に満足してるから装備はいらないけど、暇だから行きましょうか」


早速、武器屋に行く。やっぱりここは品揃えが豊富だな。

魔術杖のコーナーに行くと以前相手をしてくれた中年男性が僕に気がついた。


「お、坊主か!いや坊主じゃないな【蒼炎の魔術師】って言ったほうが良いか」


新しいBランク冒険者の誕生と蒼炎の魔法、僕の外見なんかの噂はアクロで相当広がっているんだな。

_


「坊主で良いですよ。それよりこないだ買った【黒龍の杖】より魔法の威力を抑える杖は無いですか?」


「どうだろうなぁ。探せばあるかも知れないけど、今はないな。そんなに魔法の威力を抑えたいなんて、お前の蒼炎って威力があるのか?」


「そうなんですよ。それで少し困ってるんですよね。もしそんな杖が出てきたら買いますのでよろしくお願いします」


「おぉ、分かった!任せとけ!」


「あと聞きたいことがあるんですけど」


「なんだ?」


「そこの奥の棚にある【鳳凰の杖】なんですけど、効果が火の魔法の威力を上げるってなっていますがこれは魔法の範囲が上がるのか、攻撃力が上がるのか、どちらなんですか?」


「この【鳳凰の杖】は通常は20セチルほどのファイアーボールの魔法を30セチルほどにするんだ。どちらかと言えば範囲を広げる感じかな。裏の魔法射撃場で試し撃ちするか?」


「魔法射撃場が焦土と化しても良いなら試し撃ちしたいですけど」


「それはさすがに困るなぁ」


「蒼炎の魔法はダンジョン以外では撃たないようにしているんです。一度お借りしてダンジョンで試し撃ちしてきて良いですか?」


「うーん。高価な杖だからなぁ」


「それなら【鳳凰の杖】を3,000万ミラで購入させていただきます。それで試してみてイマイチだったら返品対応してもらえないですか?」


「おぉ!それなら問題ないかな。そうだな今日から3日間以内だったら返品対応させてもらうよ」


「それでは【鳳凰の杖】を買わせていただきます」


「あ、そういえば坊主Bランク冒険者になったんだよな。ウチは冒険者ギルドと提携しているから2割引になるぞ」


「そうなんですか。それなら2,400万ミラですね。ギルドカードで払いますのでよろしくお願いします」


大きな買い物をしてしまった。泥ゴーレムをキャリーしてた時にもう少し範囲が広がらないかと思っていたんだよね。


ダンジョンでの蒼炎の範囲は半径3メトル、直径で6メトルだからこれから大型の魔物のドラゴンとかと戦うことを考えて蒼炎の範囲強化はあったほうが良いね。

早速、明日の午後にでも試し撃ちしてみよう。

星をいただけると励みになります。面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
集英社ダッシュエックス文庫より
第1巻が発売中
▼▼▼クリック▼▼▼
ジョージは魔法の使い方を間違っていた!? ~ダンジョン調査から始まる波乱万丈の人生~
html>



― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ