表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/484

駆け抜ける沼の主人ダンジョン

Bランク冒険者を目指し始めて5日目。

今日はCランクダンジョンである沼の主人ダンジョンの制覇を目指す。


HPポーションを10本と解毒ポーション5本をナギさんにお願いして揃えてもらった。HPポーションなんてあるんだね。


今まで蒼炎で瞬殺してきたから必要なかったからね。冒険者歴1ヶ月。はっきり言って僕はダンジョン探索の初心者だからしょうがない。知らない事がいっぱいあるや。おいおい覚えていこう。


沼の主人ダンジョン入り口でミカのカイトシールドをマジックバッグに入れる。走り抜けてボス部屋まで行く予定だからカイトシールドは邪魔と判断した。


ミカを見ると気合いが入っている顔をしている。


「よし!頑張っていこう!」

「了解!」


大きな声を出して気合いを入れ直した。

ダンジョンに入って走り出すと右前方の沼が盛り上がってくる。泥のゴーレムだ。気にせず横を走り抜けていく。やっぱりゴーレムは鈍重だ。道に上がってくる前に余裕を持って戦闘を回避できる。


3体ほどのゴーレムをやり過ごし落ち着いてきた。ミカは道中に襲ってくるF級モンスターのカーサスを一刀で両断している。僕にはできない芸当だ。


1階層、2階層と問題なく走り抜けてこれた。階段の前で水筒から水を飲んで一息つく。今のところは問題ない。いつも泥のゴーレム討伐は1〜2階層でおこなってきた。3階層に入るのは実は初めてだ。


3階層の泥のゴーレムは今までのゴーレムと違い、少し大きめだった。なんか違う種類の泥のゴーレムなのかな?スピードは普通のゴーレムと変わらないのでそのまま横を駆け抜けてきた。


4階層の泥のゴーレムは少しスリムになっている。通常の泥のゴーレムよりスピードは上がっているみたい。それでもゴーレムのため問題無く走り抜けることができた。


5階層は沼の色が今までより黒かった。ヘドロみたいだ。出てくるゴーレムも真っ黒。スピードは変わらないのでそのまま駆け抜けてきた。


6階層は5階層と同じ黒い沼。そのままボス部屋まで駆け抜ける。ボス部屋の前の直前に黒い泥ゴーレムが一体出たため蒼炎で倒した。魔石を見るとC級魔石だった。ボスでB級魔石が出ると嬉しいな。


ミカは血糊のついた剣を布で拭っている。道中、結構カーサスを討伐していたからな。

ここまで駆け抜けてきたからそれなりに息は上がっている。水を飲んで一息ついた。腰のベルトのHPポーションと解毒ポーションを確かめる。

ミカを見つめて頷いた。準備完了。そしてボス部屋の扉を開けた。

面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
集英社ダッシュエックス文庫より
第1巻が発売中
▼▼▼クリック▼▼▼
ジョージは魔法の使い方を間違っていた!? ~ダンジョン調査から始まる波乱万丈の人生~
html>



― 新着の感想 ―
[気になる点] 結構馬鹿貴族の行動が遅いね てっきりすぐに何か仕掛けてくると思ったけど・・・ 読者は待ちかねてる いや、うざいだけだから永遠に来ない方がいいかもしれんけど どうせくるなら早めに来て欲し…
[良い点] サクサク進む [気になる点] 早すぎてヒロインの魅力やダンジョンの楽しさを感じる暇がない [一言] ↑は決して相容れないんですよね・・。うーん。 主人公はともかく、ヒロインは騎士団にもいた…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ