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蒼炎の魔術師 〜冒険への飛翔〜  作者: 葉暮銀
王都センタール

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ヴィア主任の考察

オウカさんの話が凄すぎて頭が理解しない。

一度休憩を取る事になった。

用意された休憩室には僕とミカ、ヴィア主任、サイドさんが集まる。

お茶を出してもらったのでそれを飲んで一息つく。

ヴィア主任はずっと考えている。

僕はオウカさんの話の内容に半信半疑だ。

ヴィア主任から言葉が漏れる。


「確かに一見荒唐無稽の話に聞こえるが、筋は通っている」


「そうなんですか?」の僕の問いにヴィア主任が話す。


「まずは、蒼炎の魔法が晩年のウルフ・リンカイと憎きカフェ・ウォータールが開発した魔法と言っていた。また、蒼炎の魔法の使い手が現れるまで長い年月待っている。これはエンバラの里で育った私にはわかる」


あれ?オウカさんはヴィア主任は蒼炎の魔法の使い手について知らなかったって言ってたような。


「ヴィア主任は蒼炎の魔法の使い手が現れる事を知らなかったんですよね?」


「直接的には知らなかった。でもな、昨日の舞があるだろ。あれは【希望の舞】と呼ばれるものだ。ここのエルフの女性は皆んな教わるんだ。【希望の舞】を捧げる人が現れた時に舞うようにってな。ソフィア・ウォレールの願い、エンバラの心を込めろってな。エンバラの伝統だ。ずっと長い間練習だけしている舞なんだよ。今まで誰にも捧げていない。蒼炎の魔法の使い手に捧げるためだけに2,000年続いていたんだな」


昨晩の舞が凄い迫力だった事が良く分かる。2,000年練習してきて、昨晩が初の本番だったんだ。

ヴィア主任が話す。


「子供のころからダンジョン活動はとても大事な事と教わって生きてきているんだ。私が里を出ようとしたら反対にあった。そこで冒険者になってダンジョン活動をすると言ったら渋々だが認められた。ダンジョンのエネルギー・(しゅう)気サイクルのための一助となると考えたのなら納得できる」


それにしてもダンジョンを作るなんて荒唐無稽の話に感じる。作った人も合わせてだけど。


「でも伝説の人の名前ばかり出てきてます。ダンジョンを人と神獣で作ったなんて信じられないです」


「ならそのダンジョンは誰が作ったと言うのかね。ダンジョンの謎にはいろいろな説が発表されているが、私は今回の説明が一番納得がいったよ」


頭の良いヴィア主任がここまで言うとは…。本当なのか?


「君と蒼炎の魔法を調べるにあたり、古代の知らない魔法が使われている。開封できない封筒の差出人はウルフ・リンカイじゃないか。ここまで来たら伝説の存在を認めたほうがスッキリ説明ができる」


国王陛下もあれだけ自信たっぷりにウルフ・リンカイが実在していた事を言っていたな。

ヴィア主任の目が光る。そして言葉が口から出る。


「私は先程、母さんが言ったソフィア・ウォレールが晩年開発した魔法について興味を持った。そんな魔法があるならお目にかかりたい。それが古代の知識が使われたものなら、この話はより信用ができる」

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