美の体現者
1人になってしまった。少し待つとそこには綺麗なエルフが現れた。
ストレートの緑色の髪がサラサラしている。
服装は黒のスーツでシックに決めている。
知性を感じさせる空気感。
綺麗な目は強い光が宿っている。
芸術品だ!っと僕は思った。
形容する言葉が見当たらない。
まさに美の体現者だ!
綺麗なエルフはヴィア主任だった。
優しいけれど挑むような目で僕を見てくる。
「君はここで待ってろ!ちょっと出掛けてくる!私が戻るまでここにいろ!今日の午後の学校での座学はこちらの時間に当てる。サイドが帰ってきたら調整するように言っておいてくれ」
そう捲し立てると究極の美は研究室を出て行った。
少し経つとサイドさんがミカを連れて研究室に戻ってきた。
ミカは何もサイドさんに聞いていなかったため、僕は今日の研究室での事を話した。
ミカは「どうなるんだろ」って言葉を漏らすと、サイドさんからは「長老に任せておけば大丈夫」と軽く言っていた。
サイドさんは今日の僕の午後の授業はこちらでやる旨を学校に伝えたり、お昼の手配などをしてくれた。
勉強をする気持ちにはなれず、ヴィア主任が帰って来るまでミカとサイドさんと雑談をして過ごした。
そして夕方、ヴィア主任が研究室に帰ってきた。
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