表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼炎の魔術師 〜冒険への飛翔〜  作者: 葉暮銀
王都センタール
192/484

ミカへの提案

僕は素直にサイドさんを讃えた。


「とても面白かったです。サイドさんって凄いんですね」


「これでも一応王都魔法学校の3本線だったんだよ」


「3本線?」


「あぁ、首席の別名だ。アキくんの左腕にも3本線があるだろ」


なるほどね。そんな言い方するんだ。

その時、サイドさんがミカに話をする


「前から気になっていたんだけどミカさんって【硬化】と【障壁】の呪文しか使わないの?」


ミカが答える。


「私が通った帝国の学校は魔法学校ではありませんでした。それでも少しは魔法の授業がありまして。そこでいろいろ試したのですがこの2つしか発動しませんでした」


サイドさんが話す。


「ミカさんは今Bランク冒険者ですよね。経験をたくさん積んでいるから魔力の質が上がっていると思いますよ。きちんとした指導を受ければ、他にも覚えられると思います。どうせなら金属性の魔法をもう一度試していきませんか?時間はいっぱいあるし、金属性なら魔法射撃場に行かなくても大丈夫ですから」


「でも私は従者ですから…。」


「もうダンジョン仲間って言ったじゃないですか。反動の魔法や結界の魔法とかも使えると思いますよ」


ミカの態度が変わった。


「私に結界の魔法が使える可能性がありますか!」


サイドさんが答える。


「可能性はありますね」


「それなら試してみたいです」


急にミカが変わった。そんなに結界の魔法が覚えたいのかな?


「じゃ明日からやりましょう。美味しいお菓子を食べて行ってくださいね。それで今日は終了です」


残った授業時間は3人で雑談して盛り上がった。

星をいただけると励みになります。面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
集英社ダッシュエックス文庫より
第1巻が発売中
▼▼▼クリック▼▼▼
ジョージは魔法の使い方を間違っていた!? ~ダンジョン調査から始まる波乱万丈の人生~
html>



― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ