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蒼炎の魔術師 〜冒険への飛翔〜  作者: 葉暮銀
王都センタール
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1回生の週の時間割り

ホームルームが終わった。シズカに捕まる前に帰ろう。廊下に出ると従者の注意点の説明が終わっていたようでミカが既に待っていた。


ミカは僕に近寄って耳打ちしてきた。


「アキくんの自己紹介を聞いていましたよ。やや受けでしたね。すべるより良いですが爆笑が取れるように頑張ってくださいね」


「あんな場でやや受けするだけで大したもんだと思うんだけど」


そう僕は言ってミカと帰宅した。


帰宅後、ミカが「明日の時間割りに合わせて準備をしておきましょう」と言った。

僕が「そんなのあとからやるよ」と返したら、ミカは真面目な顔で「主人にしっかり注意する。帰宅後すぐに明日の用意をさせる。それが従者の役割りです」とにべもない。

大人しく自室で明日の用意を始めた。


王都魔法学校の授業は、毎日行われる魔法実技の授業と座学に分けられる。1、3、5回生が午前中に魔法実技、午後に座学となる。2、4、6回生はその逆となる。

日程は6日サイクルで回る。5日間登校して1日休み。このサイクル1つで1週間という。

ただ僕は生まれてからこの1週間のサイクルを意識したことがなかった。

1人で気が向くままに過ごしていたので1週間のサイクルは必要としてなかった。


1週間は【無の日】、【青の日】、【緑の日】、【赤の日】、【黒の日】、【白の日】の6日である。

曜日は古代からあるそうで、属性の色で曜日を決められたと言う説が1番有力な学説である。

ただ【無の日】はなんだか分かっていない。

【白の日】があるんだから白の属性があるのでは無いかと言われているが、実際に髪色が白の人はいない。


王都魔法学校、1回生の週の時間割りは次のとおりである。


【無の日】休み

【青の日】(魔法実技)(魔法体系概論)

【緑の日】(魔法実技)(魔法史)

【赤の日】(魔法実技)(リンカイ王国歴史)

【黒の日】(魔法実技)(呪文解析概論)

【白の日】(魔法実技)(魔法実践集)


明日は4月9日の【緑の日】。魔法実技と魔法史の授業だ。

魔法実技ではヴィア主任から、【魔法文言集】を全属性と【魔法体系概論】と【呪文解析概論】の教科書を持ってくるように言われている。

午後の座学で必要な【魔法史】の教科書。

分厚い教科書が全部で7冊。

これに筆記用具。


僕は明日の教材の量と重さを見てこれは凄いなと思った。

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