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年始の生活

1月1日の朝。1年最初の朝である。朝起きて目を開ければ、それが1年最初に見るものである。

今年最初に見たものは白い肌だった。

お互い服を着ないで寝てしまったらしい。

眼福、眼福。今年は良い事がありそうだ。


ミカも起きたようだ。気怠そうにベットから出る。服を探して着ようとしている。そんなミカを僕はずっと眺めていた。

それに気づいたミカが恥ずかしそうに身体を隠した。


「今更隠してもしょうがないじゃないの?」


「そういうものじゃないの。アキくんも女の子の気持ちを分かってね」


そんなもんかと思い僕も服を着る。

リビングに行って2人で朝食を食べる。朝食は日持ちのする祝い料理をリーザさんが作ってくれていた。無言での食事だったが今の2人に会話は必要なかった。


ボムズでは1月1日に火を祀るお祭りがある。

ミカと2人でお祭りを見に行った。

屋台もいっぱい出ている。お昼は屋台の買い食いで済ませた。お祭り名物のスライム釣りをやっていた。つい熱くなって3,000ミラも使ってしまった。横でミカが笑っていた。

その日の夜もミカと自然と肌を合わせていた。


冬はやっぱり寒い。

ミカは北のカンダス帝国出身だからボムズの冬は暖かいと言っていた。僕は生粋のボムズっ子なので十分寒い。

北の中央都市のコンゴに行く時は夏にしようと思った。


ファイアール公爵家主催の新年祝賀パーティーに僕とミカが出席する旨を伝えたら、ファイアール公爵家宗主で父親であるシンギ・ファイアールが殊の外喜んだらしい。


しっかりとしたドレスコードのパーティーであり、会場のファイアール公爵家の館もボムズ南門から3キロル程度あるために馬車で行かないといけない。


馬車は借りる予定だったがファイアール公爵家の馬車を手配すると提案された。

断ったのだが頑としてこちらの言い分を聞いてくれなかった。

面倒なのでファイアール公爵家の馬車で行く事になった。

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