表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/484

焦土の渦ダンジョン1

焦土の渦ダンジョンの情報を集めた僕たちは早速次の日からダンジョンに行く事に決めた。


ボムズの西門より出て焦土の渦ダンジョンに向かう。だいぶ秋風が吹いてきたなぁ。


焦土の渦ダンジョンの入り口は洞窟型だった。慎重に洞窟に入る。


入った瞬間右前方上で動く影が見えた。F級モンスターのカーサスである。こちらに気がつくと真っ直ぐ僕に向かってきた。

横からミカが飛び出し【昇龍の剣】でカーサスを一刀両断にした。魔石が転がる。まぁ拾わないけど。

【昇龍シリーズ】の装備は水属性で火属性の魔物には相性抜群である。【昇龍の剣】は上手く行けばサラマンダーにも効果的かもしれない。


左側前方の溶岩の中から3匹ほどの蜥蜴が出てきた。赤黒い肌をして赤い炎を纏っている。リーザさんが言っていた情報と合致する。

サラマンダーだ!

先手必勝!


【焔の真理、全てを燃やし尽くす業火、蒼炎!】


【鳳凰の杖】から蒼炎が撃ち出される。

3匹のど真ん中に命中!サラマンダーは白い灰に変わり、C級魔石に変わる。


蒼炎一発でCランク魔石3個は効率が良いなぁ。僕はホクホク顔で魔石をマジックバッグに入れる。


それからサラマンダーを3回ほど討伐した。1回に2〜4匹で現れてくる。全て蒼炎1発だ。サラマンダーの攻撃は螺旋状に飛ばしてくる火の玉だった。そこそこのスピードはあるが【昇龍の盾】で簡単に防ぐことが出来た。サラマンダーの歩く速度はそれ程早くなく、気をつけていれば接近もされない。


蒼炎1発でサラマンダーを倒しているとミカから提案があった。


「次サラマンダーが来たら私が【昇龍の剣】で倒してみて良いかな?」

「そうだね。接近された場合の事も考えて試しておいたほうが良いね」


そう返すと満面の笑みを見せるミカ。

飛びかかってくるカーサスを切り倒すのと、サラマンダーの炎の魔法を盾で防ぐだけじゃ暇だよね。

星をいただけると励みになります。面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
集英社ダッシュエックス文庫より
第1巻が発売中
▼▼▼クリック▼▼▼
ジョージは魔法の使い方を間違っていた!? ~ダンジョン調査から始まる波乱万丈の人生~
html>



― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ