表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

異世界冒険譚

作者: 89世

無の概念はそこにあった。

地獄へ行くのは彼女が救いを拒んだから。

うさぎは海を泳ぎ、サメは陸を歩く。

字の読めない将校。補給は切れた。


陥落したルサンチマン、攻落したツェッペリン。

残されたのはあなただけ。

際限のない自惚れが肥えた豚を育て、やがて神の死を悟る。神を冒涜したのは誰だったのか。


きっと明日はユニコーンが虹の雨を降らして、私たちはびしょ濡れになっちゃう。

パパが買ってくれたアリゲーターは1g43円の憎しみで屠殺されちゃった。


昨日は愉快な仲間たちと虹の向こうへ行ったの。

妹にボコボコにされたジョニーに最後まで給食を泣きながら食べるリチャード、もちろんネコのサムも!

ボブは雨の日にスニーカーなんて履くからわざと誘ってあげなかったの。

あなたならきっと分かってくれるでしょう?


眠れない夜にスマホを片手に声を殺して泣くあなたが世界で一番情けないの。


理解できないなら、納得なんてしなくていい。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ