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試行錯誤しながら書いてるので
読みづらかったらすみません
「隊長、1人じゃ無茶ですって」
「新入り、隊長はほっとけ俺らがいちゃ、隊長だってやりづらいだろさ」
「でも、フランクさん!」
「隊長の炎に巻き込まれてぇか!俺らは隊長に言われた通り道を開くぞ!」
後ろからそんな会話が聞こえたが
気にせず突き進む
フランクはよく分かってらっしゃる
敵の本丸だ俺も全力でかかんねぇとしんどい
からなそれにもしもの時は
アレを使うかも知れない
見られると面倒だ
俺は道を阻む奴のみ最低限倒して城内に突入する
「なんだ、もぬけの空だと?」
城内に入ると敵兵が1人もいなかった
不振に思い振り返ると城の入り口が崩れ落ちた
さらに結界が何重にも張り巡らされた
「クソ、はめられたか…」
急に声がした
「君が王国の希望なんだろう、炎使いの剣士君」
無駄にダンディな声だな
まあ予想通りと思うが聞いてみるか
「あんたが皇帝様だろ、俺みたいなしがない一兵卒を
御大層な罠にはめて何の真似だ?」
「ご謙遜を君の事はよく聞いているよ、封印の武具の無い王国がここまで戦えているのは君の活躍あっての事だろ」
「お褒め頂き光栄だね、あんたの兵隊引っ掻き回したのが御立腹か?」
「勘違いしないで欲しい、単純に興味が沸いたんだよ、封印の武具無しでここまで魔人を打ち倒して来たキミにね」
「いい趣味してるぜ、じゃあ2人きりでお楽しみといくか?」
「もちろん、そのつもりだ、案内しよう」
城内の明かりが消え再び灯る
皇帝の場所まで案内するかのように
必要な道だけを照らすように
「洒落た演出どうも」
軽口叩いて平静を装うが
割と心臓バクバクだわ
悪いなエレナ俺、帰れないかもしれねぇ…
気が重いが俺は進んで行く