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yesより聖人な俺  作者: 三枝蒼
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俺の将来

三枝蒼と言います。

私たちは自分で決められる人生を送る人、決められない人生を送る人、両方います。

私は後者の方であり、たまに他人の人生と自分の人生を比べてみることもあります。

だけどこうやって、文章を書く機会を与えていただき、少なからず表現することはできます。

昔は読む側でした。

気に入った小説に出会えない時期に、じゃあ自分で書いてみようと思い、今に至ります。

全力で、時には鈍足で書いていきたいと思います。

どうか読んでみてください。

  俺の将来

俺の名前は浜崎大地はまさきだいち

俺は昔から、言われたことが何にも出来なかった。

 俺の父親は医者で、サンセットカトリック総合病院の院長をしている。兄は27歳で弁護士だった。

 高校を卒業予定の俺が、医大を初め数々、40校はあったであろうすべての大学入試に落ち、俺は18歳で路頭に迷うこととなった。

 このまま無職真っ盛り、何かあったら真っ先に警察にうかがわれる側の人になってしまって、俺を医者にするはずだった親父の堪忍袋のついに切れてしまった。

「このまま入院するか、サンセットカトリック修道専門学校に入るか、どちらかにしなさい」

 入院って数年間は出られない系の病棟?

 俺に選択の余地はなかった。

 俺はサンセットカトリック修道専門学校に入り、3年間勉強と修行をして神父の道を志すこととなった。

「今時、神父で生活していけますか?」

「なって見なきゃわからんだろう」

 お父さん、俺の人生を一発芸人みたいに言わないでくれよ。

 とにかく、父は許してくれなかった。

 俺の長い見習い修道士生活が始まるのだった。

    つづく

みなさんは10代ですか?20代ですか?

アラサーとかアラフォスとかいうけれど、生きるのは大変なことですね?

この話の主人公、大地みたいに思ったとおりに行かなくても、時には泣いても怒ってもいいです。

一人になってもいいです。

無理しないで、でも努力しながら生きてみてください。

寂しい現実は、笑える未来の前書きですから。

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