第6話 魔法少女登場(神降臨!)
最近ロリ分が増えてるのは気のせいです。
学園都市ユーフィリアに英雄の住むマンションがある。
このマンション地上15階建の高級マンションで
この15階ワンフロアを英雄が借りている。
お家賃は10万U$である。
(1U$(ユーフィリアドル)=現代日本円換算で100円位で)
因みに英雄の月給は3万5千U$で(決して薄給ではない)ある。
英雄くん実は惑星探索の収入を含め
相当のお金持ちである(本職の宇宙冒険者と父親の資産を含めると天文学的数字なので含めない。)
資産運用などに関してはシリカに任せられており
英雄はノータッチである。
これだと英雄の金銭感覚は無いようにみえるが、
英雄自身は結構な貧乏性である為問題なく。
普段飲んでる酒も芋焼酎25度1.8mlスーパー価格10U$に
ツマミは枝豆・冷奴・トマト・ソーセージとサラリーマンのお父さん晩酌が
英雄の楽しみである。
娘のダリアはお菓子チョコ菓子ブラックロリーターが大好きである。
英雄の本日の夕飯もカキアゲウードン4U$にライス1U$でスタンドレストラン済ませてある。
因みにダリアはテンタマソバー4U$を食べていた。
帰宅後、ダリアを寝かしつけた後に英雄の自室でシリカから様々な報告を受けた後
芋焼酎をロックで飲みながら今後の思案中に英雄の後ろに
銀髪ポニテの少女が立っていた。年のころは12歳くらいだろうか
彼女は英雄の娘でもなければ幽霊でもない。
そんな彼女が
「まじかるしあちゃん登場!!ひーくんまだ起きてたんだと」
ときらりんぽーずを取りながら語りかけてくる。
英雄も
「ああ、シアか。」と答える。
シアと呼ばれた少女も続けて話す。
「ひーくん今日は大変だったね。でぃーちゃんの乱入にお姉さん驚いちゃったよ。」
と語りかける。
当の英雄も
「仕方がないさ、このところあいつには寂しい思いをさせていたからな。」
「ひーくん、優しいねと。」
シアも微笑みながら答えた。
また続けて
「そうそうひーくん、ナノくんたちの伝達スプリクトひーくんの優先効率順位をSSSクラスに上げといたよ。これで神級クラスの魔法は思いッきし使えるよ。こきゅーとすとか、いんふぇるのとか、パーフェクトぐらんどひーるとかりざれくしょんとかね。リストは送ってあるから確認しといてね。」
「分かったよ。しかしそんなもん俺には必要ねえしなあ。まあ研究には使うさ。それよりも生物促進におけるナノマシーン効果と魔法工学におけるスプリクト効率は順調か?」
と問いかける。
それに対しても
「生物促進は今のシステムだと無理かなあ。スプリクトも基本的にはいいんだけど、ナノマシーンを使わずに普通した方がいいと思うよ。機械関連はひーくんの方がはるか上を言ってると思うし。」
英雄も
「そうなんだが、学園だとこの星の文明レベルに合わせなきゃいけないから突拍子もないことができないんだよな。」
とため息を付く。
「まあ、そうだよね、ひーくんの愛機きゅうちゃんに Funnelを見たときは思わず笑ったもんね。」
あれ一機でこの国壊滅できるでしょ、オマケにメガれーざーきゃのんに、レーザーカタナと
なんでもありだねw。」
「まあな、映画を見たら思わず作っちまったよ。」つちょっと自重している英雄
「核エンジンに、超電導・ふれえむえれくとしすてむか。チートのレベル超えてるもんね。」
クスクス笑いながら答える。
「当たり前だ、文明レベルが違いすぎる。シアにしたって本来は高度文明の産物だからな。」
英雄の答えに。
「連合法には引っかからないの」とシアは疑問を投げかけるも。
英雄も
「そのあたりは法の抜け道があるから大丈夫さ」と答えた。
「まあ、兎に角だシアまたなんかあったら連絡寄越せ。あんまり長いとシリカがいら立つからこの辺にしとくぞ。」
「ぶう、ひーくん分かったよこれで連絡切るねw『尻かちゃん』によろしくねw」
「ちょ、オマそれ本人に言うなよ。マジ殺されるから(オレが物理的に)。」
それを聞いたか聞かずかシアはそのまま消えた。
「ヤレヤレ」と零しながら、グラスを開けそのまま床に就いた。
『小娘め憶えておけなの』
どこからともなくつぶやきがあったが、英雄は既に夢の住人であった。
やっと魔法らしい単語を使いました。