表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

用語

【聖獣】

 古代にいた強き力を持つ獣達。何らかの災害で死滅したとされる。非常に力も強く頭もいいため、人語を解すこともできる。人型になることもできたらしい。

 聖獣の欠損のない完全鉱物化石から作られた武器を《レクイエム・ウェポン》

 欠損のある不完全鉱物化石から作られた武器を《ノクターン・ウェポン》

 聖獣の鉱物化石と、その他の鉱物を混ぜ合わせて作られた武器を《ラプソディ・ウェポン》と呼んでいる。

 《レクイエム・ウェポン》の場合、奏者が望めば元になった聖獣は実態化もできる。性格は様々。



【レクイエム・ウェポン】

 相手を葬送する《葬送曲》の意であり、古語の《安らぎ・休息》を意味する武器。

 前者は相手を屠る意味でつけられ、後者は終末戦争当時、早く世界に安定をという意味で呼ばれた。

 古代にいたといわれる聖獣が地層で鉱物化し、その鉱物を基に作られた武器のこと。巨大兵器ということではなく、人が持って移動できる大きさ。

 ただし、その武器には不思議な力が宿っており。銃ならば弾切れがなく、剣ならば分厚い鉄をも一刀両断したりできる。

 また、その装甲は硬く、銃弾は弾き返したり、剣を防いでもひびすらいかない。これさえあれば一人で百人程度は簡単に相手ができる、と謳われている。

 戦時中は百以上もの武器が存在していたが、悲惨な戦争を終えた今は十機残っているだけ。

 伝承では、戦時中には使われなかったが、世界のどこかに《ダアト》と呼ばれる最強のレクイエム・ウェポンが眠っていると伝わっている。

 レクイエム・ウェポンはそれぞれ元となった聖獣の意志を持っており、武器が人を選ぶという形になっている。選ばれた際は聖獣が姿を現す。

 また、使い手は『奏者』と呼ばれる。これは武器の名前から。

現存する《レクイエム・ウェポン》の各名称は

・ケテル ・コクマー ・ビナー ・ケセド ・ゲブラー ・ティファレト

・ネツァク ・ホド ・イェソド ・マルクト 『・ダアト』



【ノクターン・ウェポン】

 《レクイエム・ウェポン》ほど強大な力は持っていないが、同じように聖獣が鉱物化したものから作り出された。ただし、鉱物の一部のみの発見によるものから作り出されたので、レクイエム・ウェポンのように聖獣が現れたり、声が聞こえたりはしない。

 現在合計で二十二機残っている。

 奏者を選ぶ場合は、武器が淡く発光する。

 強度・威力共にレクイエムには及ばないが、五つか六つ集まれば同等の働きをする。一般的に出回っている武器よりは遥かに強い。

現存する《ノクターン・ウェポン》の各名称は

 ・アレフ ・ゲート ・ギーメル ・ダレット ・ヘー ・ヴァヴ ・ザイン ・ヘッド ・テッド ・ヨッド ・カフ ・ラメド ・メム ・ヌン ・サメフ ・アイン ・ペー ・ツァディ ・コフ ・レーシュ ・シン ・タヴ


【宗教】

 《聖獣教》と呼ばれるものがある。

 かつて悲劇を起こし、また古代より世界にいた聖獣に畏怖と敬意をこめて時代の安定と平和を祈る、とされている宗教。

 聖堂はポラリス国にあり。聖堂内を通って断崖絶壁を望むと、巨大な聖獣の鉱物が崖に鎮座している。ただし、奇妙な結界により触れることも近づくこともできない。

 一説ではこれが《ダアト》では、といわれている。

 聖獣に恐れをなしたご老人辺りの信者が多い。また、聖獣を神とあがめるため、聖獣を武器化して使う奏者には風当たりがきつい。


【聖獣混血児】

 聖獣は人型を取ることもできたため、人間との間に子をもうけたものも存在する。

 その血が隔世遺伝的に表れた者を《聖獣混血児》と呼ぶ。

 特徴としては身体能力が高い。獣のような特徴の出た体の部位をどこかに持つ。五感が人間よりもはるかに優れている。

 中には、特殊な能力を有している者もたまにいる。


【ラス・アルハゲ】

 デルタ海域にあるオフィウクス島が保持している私兵暗殺者養成学校。

 主に孤児などを拾ってきては育て、各エリアに報酬と引き換えで有能な兵士を輩出している。

 特異な海流と島の形状。さらにレクイエム・ウェポンの奏者が一人いることから、どこのエリアにも肩入れしない中立を保っている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ