表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/22

試合、開始!

 おお!まじ? …いや、このパターンは何か条件を提示してくるはずだ。こんなあっさり教えてくれるわけがない。


 「ただし、条件がある。俺達兄弟と戦え。人間とは戦っても意味がない。その猫とゴリラの獣人と戦う。戦って勝ったら教えてやる。」


 ほらね!条件ついてた! っていうか、戦い?!また争いごとかよ!


 「勝ち負けの基準はなんだ?」

 「「参った。」と言った方が負け。それ以外に特に守るべきルールなどはない。強いてあるとしたら、この木の棒を試合中に味方が投げ入れたら、降参の合図だ。これ以上試合続行は無理だ。と判断したら投げ入れろ。そして、一対一で引き分けになったら代表戦だ。」


 なるほど。格闘技の試合のタオルみたいなもんか。

 

 「錦木!私とカタルに任せて! こいつらけちょんけちょんにしてやるから!」

 「ウホウホ!」


 クルーシアとカタルが快く勝負を引き受けてくれた。ごめんよ。俺はお前達みたいな化け物みたいな力は無いんだ…。


 「おぉ!なんだなんだ!争いか! ミルト、ミルジ、頑張れ!!」

 「負けんなよ!!」


 周りの住民達が大声でミルトとミルジを応援する。こりゃ完全にアウェーだな。スポーツの試合で応援団とかよく見るが、スポーツをあまり知らない人の中には、「試合に集中してるんだから、応援してる声なんて選手の耳に届かないって。」って思ってる人がいるが、それは全く違う。案外しっかりと耳に届く。なんなら心臓にひびいて、体全体に力が宿って、いわゆる「ゾーン」に入りやすくなる。 

 「うおおお! 力が宿ってきたぜ!」


 ミルジが大きく声を上げ、戦闘する体制に入った。ほら、こういう奴が「ゾーン」に入りやすいんだって。


 「順番はどうする? 俺たちはミルジから戦う。」

 「んじゃ俺から行く! ウホウホ!」

 「お!ゴリラからか! お前なかなか強そうだな。最初からフルパワーで行くぜ!」

 「俺だって錦木さんに良い所見せたいから、全力で行くぜ!」


 よし、カタル頼んだ! そういえば、カタルの実力を見た事がないな。村を襲ってた時は、正直、軽くいなしてた様な感じだったし。 


 「んじゃ、スタート!」





 【残りのカップラーメン数】 326個

 「カップラーメン1年分が当たった俺、貧困異世界で無双する」を読んでくださり、ありがとうございます。


 気に入った方は、もしよければブックマーク、↓の⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎などで評価をよろしくお願いします!m(_ _)m


 皆様の評価を参考にさせていただき、より良くしていきます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ