26 私の動物園!
今後の展開が。
ががががががががが
( ˘꒳˘)
「さてさて何が何だかわからないと思うけども、これからは定期的に君たちを主体としたイベントという名のバグ消しを開催していくからね♪」
強制的に決められてしまったバグで生じた悪魔達の討伐。
どうしてこうなった、と後悔してももう遅い。
「とりあえず君たちには『1つ目のバグ』を消してくれた報酬を与えよう!!何がいいかな!!」
シルブレアがヒナとナナに対してそう言った。
……報酬か。
ナナは何やら悩んでいる様子だが、ヒナはもう既に決まっているようだ。
「じゃあ!私のテイムした子達を自由に放し飼いができるスペースが欲しいです!!」
そう、今までにテイムしてきた動物と魔物達をのびのびと暮らさせるために必要な土地だ。
窮屈(かは知らないが)な空間に閉じ込められて、さぞストレスが溜まっている(ヒナと一緒にいたいからストレスは溜まっていない)と思われる彼らをヒナは開放的な空間に放ち、のびのびと生活をさせてやりたいのだ。
それにまだ触れ合い足りない動物や魔物もいるし、今後テイムした数が増えてきた時のことを考えるとやはり土地が必要なのだ。
「なるほど!!……じゃあ……」
シルブレアが少し考えた素振りを見せて。
「じゃあこの洞窟の前にあるだだっ広い空間をヒナちゃんにあげよう!」
と言った。
「えっ!?……それ、広すぎでは無いですか!?」
そう。
シルブレアが提示した、というよりかは許可したヒナに与える土地の広さ。
洞窟の前の空間、その広さはなんと最初の街ファーストが入るほどの大きさなのだ。
「いいのいいのー♪ヒナちゃんへサービスぅー☆」
軽いノリで1つの街と同等の広さの土地を明け渡すシルブレア。
内心怖がりつつ、喜ぶヒナであった。
「それでぇ?ナナちゃんは何がいいの?」
ヒナがシルブレアに希望を提示している間、ずっと悩んでいたナナは。
「何も思いつかない!」
と胸を張り、そう言った。
「なるほど~、胸もなければ欲もない……素晴らしいですな☆」
「バカにしてんのか?」
「いやいやーそんなわけありませんよー。……じゃあ私が勝手に決めちゃうね☆」
「ダメに決まってるでしょ!?」
ぶぅー、と拗ねるシルブレア。
「……ま、取り敢えず後でまた聞くよ、それまでに考えといてちょ☆」
「うぃ……」
そう小さく返すと、出口へと歩いていったシルブレアを追いかけるべく、ヒナと共に歩き始めた。
・ーーーーー・
「はいっと、これでここはヒナちゃんの土地だよー☆自由に使ってちょ♪」
ヒナが来たことにより草が生えていた洞窟の前はシルブレアの力により綺麗に切り揃えられており、芝生のようになっていた。
ヒナの目の前にはメッセージが映し出されており、そこには『平和な森 奥地 所有者 ヒナ』と記されていた。
何やらそのメッセージの横には小さく『デザイン』と書かれたボタンがあり、それをクリックすると色々な種類の装飾物が出てきた。
「えーと、……あった!!」
その中から柵を見つけて表示されているこの土地の地図の1番端っこをタップ。
順に柵を設置していくと、四方が柵で囲まれた空間が出来上がった。
「あとは……」
そのあと、様々な魔物、動物事に区画を作り。
「……出来たぁ!!」
ついに、完成。
「ヒナちゃん、何を作ったの?」
「それはね……」
まだ簡素ではあるが四方を柵で囲んでおり、様々な種類の生物が区画ごとに別れ色々な種類の生物を見て楽しむことが出来る。
そう、それは。
「動物園、だよ!!」
ヒナの夢の1つ、動物園作りが。
今、始まった!!
動物園、第1号。
開園!!
( ˘꒳˘)




