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失われた言葉の断片

作者:池窪弘務
 私は大手メーカーのソフト部門に勤める派遣社員だ。同僚の社員に三年後輩の楠川さんがいる。彼はとてもユニークな人だ。入社早々社内いじめにあったが、今は社内の人気者だ。趣味も多彩で、映画鑑賞、スーパー銭湯、うんちく等々。中でもプロ野球は彼の一番の趣味だ。ヤフードームや神宮球場にも行ったりしているらしい。当然一番多く出かけるのは甲子園。だけど、どの球団のファンというのではないらしい。プロ野球のファンだと思う。私とも映画の話で盛り上がったり、彼のうんちくに感心したりする。とても気の合う人だ。そんな彼が、私の休日出勤の時に尋ねてきた。二〇〇六年十月一日、日曜日。私はこの日を多分一生忘れないだろう。二人だけで話をするのは初めてだった。雑談をし、差し入れのアイスクリームをもらった。
 翌日、彼は出勤してこない。様々な憶測や情報が入り乱れるうち一日は終わった。
1.プロローグ
2013/03/29 13:52
2. お誘い
2013/03/29 14:14
3. 異変
2013/03/29 14:30
4. 自殺サイト
2013/03/29 14:32
5. 実家
2013/03/29 14:38
6. 大分市
2013/03/29 14:42
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