問1・エレベーターは最上階に到着するでしょうか。
とある学校での出来事…
A「おいB、ちょっと聞いてくれよ。」
B「どうした?」
A「この前、Cと一緒に隣町のかなりでかいショッピングセンターに行ったんだけど、」
B「ああ、あの新しくできたとこか、どんなだった?」
A「すげぇでかかった。あれはもはやタワーだな」
B「へ~」
A「いや、そんなことはどうでも良くて…その時に最上階の屋上に行く事になって、俺とCはエレベーターにのったんだ。」
B「それで?」
A「エレベーターの中は意外と空いてて、俺とCしか乗らなくて中は二人だけだった。それで俺がボタンを押そうとしたら…」
B「え、そのショッピングセンターって何階まであんの?」
A「たしか、24階だったかな。」
B「でけ~」
A「そうだろ、そんで俺がその24階のボタンを押した時、Cが言ったんだ【このエレベーターって最上階まで行かないんじゃないの】って。」
B「どういう事?どっかが故障してたとか?」
A「いや、どうもそういうことじゃないらしい。俺も気になってCに聞いたんだよ、そしたら…
このエレベーターの最上階は24階だっただろ、その24階行くにはここと24階との真ん中の12階を通過しなければならない。しかし、その12階を通過しても、またその12階と24階との中間の18階を通過しなければならない。そしてその18階を通過したとしても、またその18階と24階の中間、21階を通過しなければならない。だけど、その21階を通過してもまた、その21階と24階の中間を通過しなければならない、そしたらまたその中間点と24階との中間を…
というように永遠に24階とその中間点を通過するだけで24階には到達しない。と言うことらしい。」
B「…なんか分かるような、分からんような話だな。…で結局エレベーターは24階にはついたのか?」
A「着いた…」
B「まあ、そうだろうな。」