いろんな魔法少女がいるんだね。
新学期が始まると、通勤は電車が一緒なので莉乃と一緒に通える。
「おとうさんとは、ヤだから電車ずらす」
って、言われるの覚悟してたんだけど、
「7時半に家でるから、おとうさんもそれまでに用意してね。」
ん、一緒に通うってこと?いっしょに行って良いの?
「ほんとは、もう一本遅くても良いんだけど。おとうさん7時半が良いでしょ?」
「うん、俺に合わせてくれるの?」
「ん、何か?」
一緒に行くの当たり前なのね。
でも、娘の友達4人と一緒に通勤するのは、なかなかに良い。
回りの目線は痛いが…
混んでるから、密着しちゃうし。
なんか、日替わりで、密着するコが変わっている気がするけど、ま、気のせいでしょう。密約があるのかな?
おっさん臭がするから、日替わりで我慢ってのなら泣くけど…
今では、皆の感触で誰か判るようになったな。
舞ちゃんは背が高くて、少し息が触れあう。フゥって。俺、匂ってないよね?
優香ちゃんは、彼氏がいるなら、俺のとなりに来るの止めなさい!なんか、無理やり黙らせてるみたいだけどね。彼氏さんの扱いって…
陽菜ちゃんが、一番気持ちいいな。柔らかいんだ。
って、何でもないよ。そんなこと考えてないよ。
逆隣には、莉乃。なんか怒ってる?
でも、良いんだよ。楽しいだよ。嬉しいんだよっ!
…俺って、痴漢じゃないよね。自分からは触ってないよ。
とはいえ、訴えられたら、勝てる気がしないぜ!
莉乃は、学校になんか魔法力を鍛えられるところがあるらしく、紫乃ちゃん達と部活って名目で、訓練してるんだって。
凄いな。ヤル気だ。頑張っている。
俺は、いろんな戦闘経験積んだ方が良いってことで、県内のベジタリア星人退治のほとんど全てに参加して、いろんな魔法少女の援護をしてる。
県内には、Dランク以下の魔法少女が10人くらいいて、それぞれの地域を担当してる。Cランク以上のベジタリア星人が現れると、紫乃ちゃんや紅乃ちゃん、莉乃の出番になる。
莉乃が担当していた地域は、新しい魔法少女が出現してる。
中学の後輩で、ペアーちゃんを尊敬してるって。
莉乃が助けたコらしいけど、ペアーに憧れて魔法少女になったんだって。
莉乃も事あるごとにフォローしているみたい。
瀬戸 桃子ちゃん。名前の通り、魔法少女ピーチ。
中学2年生。まだまだ小さいです。
何がって?
体格全体だよっ!
アレばっか気にしてないからね!
「メロンとか桃とか、ブドウとか、皆が好きなメジャーな果物は、強くなる傾向があるのよ。将来有望だわ。」
俺の担当?で良いのかな。サクランボの妖精で、人間の姿になって、なぜか自衛官のサクラさんが、教えてくれる。
俺も、可愛い娘が増えたみたいで、なんだか嬉しい。
あ、彼女だけは、莉乃へのリスペクト心が強すぎるのか、俺が援護魔法かけても、なんともないみたい。
結構蔑んだ目で、俺を見てくる。
「お姉さまをそんな手でさわるなんて、汚らわしいですっ!」
ん、今までの魔法少女さん達と違う?
世間一般の娘を持つお父さんは、娘からこんな目で見られてるのだろうか?
ツラいね。泣いちゃうよね。
でも、かわいいんだ。その目線が心地よいって、変態じゃないんだけど…
守ってあげよう。全力でね…
世間のお父様がたもこんな心境なのだろう。きっとね。
桃だけに、今はキュートなそのお尻が、セクシーに成長する姿を願ってるよ。
「でも、その援護魔法。かけたかったら、やってくれてもいいんだからね!」
ん、ツンデレさん?
それで、県の中心の、県庁や周辺を担当してくれているのは、魔法少女スターフルーツさん。
華のある外見で、莉乃と同じく果汁攻撃する。
何よりその、胸が大きいので、実はこのコの援護に行くのが楽しみだったりする。
ん、さっきそればっか見てないって言ってたよねって?
うん。でも、あれは男のロマンだから……
大きいと、やっぱ見ちゃうよ!
それでも、大きすぎるって程じゃないし。
皆が大好きな感じかな!
皆って…知らんけど……
このコは、佐藤 五花さん。
桜花高校の3年生。住まいもこの近くなんだって。
学校では、目立ってないみたいだけど、アレだけの大きさ…
じゃない、あれだけの美人さん。目立たないはずはないよな。
素の五花さんは、黒髪で三つ編みツインでメガネの清楚系の美人さん。あんまり目立たないようにしているみたいだ。
大きいっていってるけど、体格自体は華奢なんだ。
それがまた良い。
「魔法少女やってもらっているから、危ないし、給料だけじゃ割りに合わないでしょう。」
サクラさんが教えてくれる。あ、俺の配属先、県の対策室だから、データも見放題。ある程度、プライベートもわかる。
魔法少女さんみんな可愛いし、悪用されちゃうよ!
…俺?、俺はしないけど。たぶん。
「魔法少女やってもらっている女の子は、見ためが、補正されながら成長するのよ!」
ちらっと、元魔法少女アップルさんの蒼井さんを見る。
やっぱ、めちゃめちゃ可愛い。
「なるほど。納得だな。」
「でしょう。」
サクラさんとアイコンタクト。
「二人とも、なんの話ですか?仕事溜まってますよ。真面目にお願いします。」
蒼井さん、会った頃と同じような無表情美人さんに戻ってる。
でも俺は、このコの特別な笑顔を知っている。
ま、いまは、彼氏さんとやらに見せてるとは思うけど。
ふーんだ。
対策室は、サクラさんと、蒼井さんと俺の3人。機密事項だから、県の課長とかでも、データにアクセス出来ないようになっている。
緊急時に市長クラスがようやくアクセスできるけど、緊急時ってなんだろうね。
あと、あまりテンションの高くないパッションフルーツさんとか
「私のパッションって、情熱って意味じゃないんですっ。」
って言ってたな。
防御力の高いパイナップルさんとか。
変則的な攻撃が特徴のドラゴンフルーツさんとかがいる。
スターフルーツさんもいるし、南国フルーツシリーズって感じかな。
ここ、南国県って訳じゃないんだけどね。
いろんな魔法少女と戦っていると、自分の能力がわかってくる。
普通に援護魔法かけると、魔法少女のまわりに防御膜が貼られ攻撃を防ぐ。コレはあまり持たない。すぐに破れるけど、今のところどんな攻撃も1回は防ぐ。
で、攻撃力とかの能力の補助。1ランクアップさせるくらいの効果があるみたい。
それぞれの魔法少女に対して、攻撃力寄りにしたり、スピード強化したり、ある程度は能力を自由に振れる。
まあ、一瞬ではそんなに割り振りできないけど、戦況見ながら、攻撃力振りの援護魔法をかけ直して、止めを刺しに行ったりできる。
今まで、やたらめったら援護していたけど、効率や効果が高いやり方を、実践を通して学んでる。
で、触れながら援護魔法かけると効果が高いって事なんだけど。
…コレ、その、魔法少女さん達が、えと、感じる箇所?に触れながらが、効果高くなるんだよな。
…なにそれ、エロゲーかよっ!
だから、莉乃にラッキースケベしちゃうのは、偶然じゃなくて…
その、効果あげるためで……
スターフルーツさんが、苦戦してたら、触ってあげようと思ってるんだけど。あ、仕方ないよね?
決して触ってみたい訳じゃなくて……
いや、一度くらいは……
でも、いかんせん学園が近いので、Aランクの我が娘がすぐに来て片付けてしまう。
「チェリーさん。なんか良からぬ事、考えてませんでした?」
莉乃が疑いの目でみてくる。
正直、その姿でそんな目を向けられるのはツラい。
「なんか、なんか怪しいんですよねー」
「い、や、そんなことは、ないよ。それより、よく来てくれたね。ありがとう。」
頑張って笑顔つくって、頭ナデナデ。
「ぶーっ。まぁ、いいですけど。」
あ、良いんだ。良かった。
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