14話:ファミリーでの旅行2
食事は2回制で私達は早番・ファースト・シーティングの17:30からの
クラスだった。8席の大きな円テーブルには私達を含めて夫婦組が3組と父娘組
が1組で、いろんな話し声がして、和やかだったが、気を使って食事するのが
苦手だったので、その後は、夫婦単位、兄弟単位、また好きな人と自由な
ダイニングで好きなものを食べて良いことにした。
その理由は決められた早番、遅番の食事では、興味のあるショーの時間と
上手くあわなくて、途中から見たりするようになるためだった。食事の時間
よりもショーやアトラクションを中心に行動したいと思った。孫達はデッキに
出て、景色を見るのが好きなようで、ずっと海を眺めていた。そして寒くない時
にはデッキを早足、ジョッギングして汗を流していた。
フォーマルな日は、着飾ってシャンペンタワーの豪華な演出を見に言ったが
、鈴なりの混雑に負けて数枚の写真を撮って早めにかえっきた。滝山と智子は
2人でホライゾンコートの寿司コーナーなど、もっぱらドレスコードのない
カジュアルなレストランで食べたいものを食べたい時間に、飲みたいものを
飲みたい時間に楽しむことにしていた。
そして温泉好きと言うこともあり毎晩のように泉の湯という風呂に入り
に出かけた。静かに過ごしたときには図書館でゆっくりと本を読んだりもした。
プリンセス・シアターは船首部分の6~7階にあり、とても大きく2層吹き
抜けの相当な客席数の劇場だった。夜はミュージカルやダンスレビューや
コメディ・ショーが上演され、混んでない日には滝山と智子の2人で出かけた。
大きなクルーズ船が到着したのは、那覇から離島向けのフェリーが出ている
泊港ではなくて、味気ない、ただ、巨大な長方形のコンクーリートのハシケの
様な寂れた長方形の平屋の地味な事務所のような施設あり、出港した横浜港の
ような素敵な感じはみじんも感じられず、誰もいない夜などは、とても怖くて
歩けないような感じさえした。タクシーやバスしかいない殺風景な雰囲気で、
明るい南国、那覇をイメージしていたのが完全に裏切られた。
ツアーバスが来ていて首里城行きと書いてあったので、言われるままに
バスに乗り込み、40分位で首里城の入り口に到着して、まるで修学旅行
のように団体行動をさせられて帰りの集合時間と集合場所を教えられて首里城
の中に入った。滝山と智子は、既に来たことがあるので、景色の良い所へ行き
、ぐるっと回って、沖縄の北部から西部、南部、東部とぐるっと回ってきて、
カフェで一休みした。
その他の市場巡りも以前行ったことがあり新鮮味がなかった。船に戻り、
また、出港し、翌朝石垣島へ到着というか、沖でに停泊してテンダーボート
に乗り込んで、小さな石が寄港に到着すると、元プロボクシングチャンピオン
の具志堅さんの像がお出迎えしてくれた。




