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10話:孫の学費援助要請

 2014年1月20日に谷川久夫から、うちの子供3人が、そろって私立大学

に入学して、また、お金を貸して欲しいと智子の電話が入った、智子に前回、

渡した500万では次男の次郎の月謝まで払いきれないかも知れないと言った。

 電話を終えた後、また資金援助して欲しいと谷川久夫から言われたと滝山に

打ち明けると滝山がいくら必要なのだと聞くと最低5百万円出来たら1千万円

欲しいと言ったと教えた。


 確かに3人が私立大学なら学費は高いし食べるのがやっとだとすると仕方ない

かも知れないと言い1千万円渡して上げなさいと話した。数日後、智子が

谷川久夫に電話して、そちらへ行くと言い、お金は何とかしますと言った。

 その数日後、木更津の谷川久夫の県営住宅を訪ねて孫達が大学出て働くように

なって金が出来たら少しずつでも返済するように言っておくと頭を下げた。


 その後、久夫の銀行の口座に母・智子さんが1千万円を振り込んだ。

 その時、久夫がこれで3人を大学出す事が出来ると言った。奥さんも手を

ついて私が働けないばかりに、すみませんと謝ると、滝山が孫達がどれだけ

頑張って親が大学を出してくれたか理解していれば、必ず、立派な社会人に

なるはずですと言った。そして木更津から橫浜に帰って来た。


 2015年4月2日に谷川智子さんの長男、谷川久夫から相談したい事が

あるからと電話が入り滝山と一緒に出かけると、谷川久夫さんが体調崩して

退社しなければならなくかも知れないので、お金を貸して欲しいと言った。

 谷川智子さんが、いくら欲しいのと言われ、できるだけ多い方がありがたい

と言うと、急に声を荒げて、もう既に今迄2千万円以上、渡したのは分は

使い果たしたのと聞くと500万円位しかないと言った。


 500万円あれば、夫婦2人で月食費3万円に抑えれば、公営住宅の

家賃も合わせて年間60万円で9年は持つし奥さんの給料で何とかやって

けるでしょと言った。すると奥さんも仕事してないしパチンコで稼ごうと

したが、しけていて儲からないと言った。これを聞いてパチンコに使ってる

のと怒鳴った。


 あきれかえって、あいた口が塞がらないと言った感じで息子をみていた。

 そして、私の全財産は、残り1千万円しかないのよと言うと、谷川久夫が

旦那さんが持っているんでしょうと言った。谷川智子が、なんて情けない人

なんだろう言ったきり天を仰いだ。話が煮詰まった所で滝山が冷静に谷川久夫

に、もし、お母さんが全財産の1千万円を渡したとして、お金を貸してくれた、


 お母さんはどうなるのかな誰に頼れば良いのかなと聞いた。すると、そんな

の知らないよと言うと、何て無責任な事を言うんだ。成人した男だろ、もっと

しっかりしと、甘ったれてるんじゃないと大声で怒鳴った。今度、どうやって

生活していくが、具体的なビジョンを出しなさい、それが出来ないなら援助

しませんと言いきった。


 第一、今迄のお金も上げたのではなく、貸した、つまり、返さなければ

いけないんだと言い、返済計画はきちんと出せと迫った。すると、谷川久夫

が返せないと小さな声で言った。わかった、それでは、お金を貸す訳には

いかないと言った。すると、お前ら金持ちに、俺たち貧乏人の気持ちが

わかるかと、言い返してきた。


 そこで、わからない、貸してくれと言っておきながら返す気がないペテン

師とはもう、金輪際、付き合う気持ちもないと、吐き捨てるように言った。

すると、このやりとりを聞いて、すっかりしょんぼりした、母の智子さんが

、私の全財産の1千万円を送りますとポツリと言って、そして、これで

2人とも破産したことになるのよと目に涙を浮かべて言った。

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