今までの人生の中で一番真剣に命がけでジャンケンした時の話
後半……女性の方は、読まない方がいいかと……(ごめんなさい)
おバカな集団。私と愉快な仲間達のお時間が、やって参りました。
今回のお話は、そこそこ【お下品】なエピーソード。
(下品じゃないエピーソードがあったのか?)とか聞かれても答えてあげません(笑)
『で? お前ら何番にしたん?』
「ん~……462」
『意味は?』
「ない!」
えっと……何をしているのか。と言うと、みんなして、ナンバーズ3の番号を考えるんです。
これ、割りとお手軽で、そこそこ当たっちゃったりするんですよ。
まぁ、1万円とか、そんな金額にしかなりませんが。でも、200円が1万円。バカに出来ません。
そして、当選発表の日。私は当然のようにハズレましたが(何故か私が一番当選率が低い)。仲間の1人が見事に的中させたんです。
しかも! ナンバーズ3では珍しい10万円オーバー。
そして、仲間内で、週末に1泊2日で温泉に行く事になりました(約1名、頑なに貯金する! とかほざいてましたが)。
とは言っても人数も7人居ますから、そこまで遠くの有名な温泉地とかには行けません。交通費と旅館代だけで、消えそうですしね。
「で? どこ行く?」
『一番近くて、有名な温泉地だと……』
「○○だな」
○○なら、確かに行けなくはありません。隣の県ですし。
あ~だ、こ~だと、話し合いの結果。
○○に行きたい組3人。同じ県内の全然有名じゃない温泉地(浮いた分で旅館での酒を)組4人に別れまして。
まぁ、ジャンケンで決めたんです。1位の奴が居た組の所に行く。と。あっタイトルになってるジャンケンは、この時のジャンケンでは無いです。
それで、結局は○○に行く事になりました。
そして、車で行く派(隣の県ですし)vs電車で行く派に、またまた別れてしまい、ここでもジャンケンをして、電車で行く事になりました。私は電車派。車だと確実に運転をする。道中、酒が呑めない(笑)
出発当日の土曜日の早朝、空もまだうっすらとしか明るくなってない時間に、最寄りの駅(みんな地元の友達なので、最寄りの駅も同じに自然となる)に集合した、我々、おバカ軍団一同。
私の地元には、JRが走ってません(笑)。
始発電車に乗り、JRの電車に乗り換えが出来る、ターミナル駅へと向かいます。
「それじゃぁ現地着くまでに、呑んでいいのは、350缶3本までな」
最初に、決めておかないと、現地に着いた時には既に、泥酔。なんて奴が絶対に過半数を超える……。
ちょっとした、修学旅行みたいで、みんな割りと楽しそうにしてた。
まぁ……道中特に面白い事も無いので割愛。
○○行きの電車の中で、可愛い女子大生のグループをナンパして撃沈。とか、そんな事ぐらいしか無かったので(笑)
そして、現地に到着した後、駅前に停車していたタクシー2台に分乗して、予約していた旅館に到着。
旅館は、3人と4人の2部屋を借りた。
ここで、何故か私を抜かし、全員でジャンケンを始め出す。
まぁ、何故やってるのか理由は、私も自覚してるのだが……。
私は、病弱な体質のせいで、異様にイビキがデカい(笑)
私と同じ部屋になると、イビキに付き合う事になるので、割りと真剣にジャンケンしてる。本人を目の前に、そんな真剣にジャンケンするなよ……傷付くだろうが(笑)
部屋割りも決まり(ジャンケンで負けた2人は、めでたく私と一緒に3人部屋)先ずは温泉だぁ~! と言う事で温泉に突撃。
露天風呂等を堪能した後、部屋でまったりくつろいで、ちょっとした、小さな宴会場で、揃って夕食。
料理美味かった。後、酒も(笑)
ご飯も食べて、そこそこ酔えるぐらいに酒を楽しんだが、まだまだ寝るのは早い。
そこで、ちょっと町でもブラブラするか。って事になり、揃ってお出掛け。このときに友人の1人が、旅館の中居さんから、ある情報を聞き出していた。
この時聞いた、ある情報により、後に修羅場が待っていようとは……。この時は、誰1人予想はしていなかった……。
「何、聞いてたん?」
『あ~なんか遊ぶとこ無い? って』
『えっと……スマートボールの店と……』
「出た(笑)スマートボール! 温泉地の定番(笑)」
『後は……ストリップ小屋があるらしい』
一同『「行こう!!!」』
こうして我々は、何も知らないままに、地獄へと突き進む(笑)
10分ぐらいかな? 歩いた後に到着したストリップ小屋。
外観は、普通の店舗って感じ。まぁ歴史ある小屋なのか、多少はボロかったが。
入場料を払って、中に入ると、同じ温泉客であろう、旅館の揃いの浴衣を着たお爺ちゃんが、大体10人ぐらい。
まぁ今時、ストリップ小屋に行くなんて、奇特な若者は我々ぐらいだろう。
時間になり、いかにも妖艶なメロディが、場内に響き渡ると、舞台の奥から、踊り子さんが登場だ!
ストリップ小屋で踊る、踊り子さん。昔は同じ小屋でばかり踊る専属の人も多かったらしいが、すっかり廃れてしまい、日本全国のストリップ小屋を巡業してるらしい。
皆さんは、どうせ、おばさんばっかなんだろ? って思うだろ? これがまた、割りと若い踊り子さんも、そこそこ居るんだ。
この日も、30代ぐらいの踊り子さんと、20代ぐらいの踊り子さん半々ぐらいが踊ってた。
そして……事件は起きる……。
私は。だが、私は名前を聞いたら、顔を思い出せる程度には、お世話になった事のある、AV女優さんが、撮影(多分そんな感じ)の為にストリップに踊り子さんとして、出演してた。
そのAV女優の踊り子さん……事もあろうに『生まな板ショー』(すまん!書けん(笑)各自でググれ)をやると言うのだ……。
この時、割りとお世話になった事のある私は、葛藤を始める。
「お世話になったAV女優さんの、生おっぱいを触れるぞ……」
「でも、確実に友人達のネタになり、年単位で言われ続ける……」
「あ~でも、もみもみしたい……」
そして出した答えは……。
「やったらぁ!」
で、あった(笑)
我々以外の、お客は全員が、お爺ちゃん。役に立つのかすら怪しい……。おのずと、相手は我々の中の誰かに……。
そして……真の地獄は、この時に、私とまったく同じ理由(お世話になってた)で、やる気を出してた奴が、私の他に3人居たと言う事だ。
そして、我々仲間内で、誰が舞台に上がるかの話し合いが始まる……。
やる気マンマンなのは、私を含めて4人。残った3人は、辞退。
火花散り、眼力だけで、ライバル達を、射殺さんとする程の、にらみ合い。
ここに。
【第1回、お世話になったAV女優さんの相手をするのは俺だ!選手権】
が、開催さてたのであった……。
恨みっこ無しで、公平をきすため、選ばれた選出方法は、シンプルに【ジャンケン】勝者のみが、おっぱいを、もみもみ出来る……。
「待て、待て、慌てるな、4人でジャンケンして勝った奴が……でいいな?」
静かに頷く4人の戦士達。
「最初は、グーだからな、最初はパー! とかやったら問答無用で失格、いいな?」
またまた、静かに頷く4人。勝負はすでに始まっている……。
「それじゃ、いくぞ!?」
「『「『最初は』」』」
「『「『グー!』」』」
「『「『ジャンケン!!」』」』
「『「『ポン!!!』」』」
チョキ。チョキ。チョキ。グー。
1人勝ちだ!!
こうして、王者に選ばれた戦士は、お世話になったAV女優さんのあんな所や、こんな所を、もみもみしたり、イロエロしたり、してもらったりと……勝利のご褒美を堪能したのであった……。
旅館への帰り道。血の涙を流す3人の男と、勝利の余韻に浸る1人の勝者と、呆れきってる3人観客が、並んで歩いて行く……。
お前ら、忘れてるだろ? 私がナンバーズはハズシまくるが、ジャンケンに、異様に強い。って事を(笑)