2 『蛇女』
完成に向けて頑張るぞ!
――ということで、前回の最後に言っていた光、テカリ具合を入れつつ、気になる部分に“腹”を加えてみました。
それで眺めて見て、「つまんねー絵だわ」とこのままでは流石に完成と出来ないと思ったので、今度は人間部分に影をつけてみました。
少し妖しさを醸し出せればいいんじゃないかな?――そう思い……
しかし、どうにもしっくり来ないのですよ。画面に近付いて影を入れ終えた瞬間は「出来た!」と心弾ませたのですが、離れて見てみると何かが足りなく感じたのであります。一体、何が気に喰わないのか……?
自分の作品なのに、見失う。
でも、遠目に見て、何度も見返すと思い出すのです。自分はどんなものが描きたかったのか。そりゃ、前回、目指したい蛇がいるとは言いましたけども、けど“まんま”それになりたいわけじゃない。ならせてみたいものがあるから、描きたいと思ったわけでありますから、今、悩んだり楽しんだりあーだこーだとやっているわけであります。
自分が描きたいものを描いているのです。
ってことで、気になる箇所を晒します。
ちょっと上の絵と順番がアレなんですが(汗)
影があると無しじゃ何が違って、自分はどう思うんだろうと比べたりしているもので、正直、絵の順番ってないに等しいのです。私の場合。
それで、気になった部分を気になったことに応えるように塗り込んでいきます。
左の“かげ”は黒を倍増し、ハッキリしてない“おしり”は白を足しました。
そしたら新しく気なるところが浮かび上がって来るのであります。
「……鱗がつまんねー」
そんな感じです。
で、最初はおしりの鱗だけが気になってたのですが、全体的に気になりだし、もっとファンタジーちっくを感じたくなり、鱗の線を半透明の黒でなぞることにしました。
ただ、緑色の鱗は半透明で良かったのですが、紫色の鱗にやると線がぼんやりしてしまったので、紫色らへんの線は少し不透明度を上げて塗り描きしましたが――
投稿してみてからわかることもあるものです。
『蛇女』
……鱗が細かすぎた……。
そして腹部の色が明るかったな、って。
ま、鱗の色は自分の思い通りに出来たかなあと思います。
以上です。
お粗末さまでした〜