2−ⅱ 上半身を作るんです
では、上半身を作っていきます。
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上半身は、後ろ向き+両手は後ろ――で考えてたのですが、いらぬことを途中でやろうと下描きの段階で思い……しかし描き直し、描き直して色を塗っていてまた気付くのであります。
「あれ? 手の位置違うくね?」
なので慌てて修正します。が、どうにも上手く行かなくて、自分でポージングをする……鏡は見てないけど。映った自分の顔を見る勇気がないので、肩甲骨の位置を触ってみたりしました。
正直、肩甲骨を触っても盛り上がってんな…ぐらいしかわかんなかったので、『後ろで手錠』とググって画像一覧をつらーっと観察してました。
わかんないときは、わかるまで、納得するまで観察する――わかんないときもありますけど。画像そのまんまを写しとるんではなくて、ちょっと違う角度、また別のちょっと違う角度、正確な位置……までいかずともどこから何が出ているか凹んでいるかとか、写真を眺めてみるのです。
気になる箇所はまだありますが、これ以上は今のところやる気が起きなくなってしまったので上半身はこれで一応完成にしておきます。
あんまり「描けないわ〜描けないわ〜」と思いながら創作しない方が良い。私の場合ではありますが、その一言発する度に、思う度に、暗示にかけられていくと思うのです。
病気は気から――とはちょっと違うかもしれませんが、駄目だわとネガティブに考えて、余計なことを考えて自分を追い詰めてしまうくらいなら「あ、今日無理だわ」ぐらいに創作することをオススメします。勿論、小説を書くことも。
けれど、コンテストに応募するわ! とか、書籍化作家になりたいわ! とか考えている方は時間の許す限り、例え創作することが苦痛に感じても我武者羅に妄想し、書き続ければいいのでないでしょうか。
どうせ疲れて息抜き――なんて他のことをやってたって気付けば小説のこと、絵のことを考えているのですから離れられないなら離れずに、しかし、ウザイくらいにベタベタしてくっついている距離から手を繋げる距離にすればいい……うん、意味わかんないこと言ってますが…。
倦怠期を倦怠期のままでいると「別れよう」に近付くだけだと思うんです。刺激ではないですけど、苦しくなって来たら互いのことしか見えない近距離ではなく、お互いの表情、仕草、そして景色を見れる余裕が持てる絶妙な繋がりにするのであります。
今日、そうしたら、朝焼けの橙と青色と夕方の向こうが薄い緑色でした。
「絵が描きたいな」と思いました。
以上です。
次回は人外の“外”の部分――下半身をやっていこうと思います。