3−ⅳ 女頭領ナナシさん
ではでは、続きでございます。
まず背景をなんとなく――向かい風を(自分が)思い浮かべて塗ります。
それで塗ってから思うんですよ。「色んなところが気になるなあ」と。その気なる箇所、手を加えたところをあげておきます。書いておくとGIFをもし見て下さったときにその箇所が目に入りやすく、わかりやすくなるかな〜なんて。
1,胴当てもといコルセット?
2,赤シャツ
3,右腕
4,短刀
5,腰布もふもふ
これらを同時進行であったり、一点集中であったり、背後に色がついたことで直したものであります。
1,2,3はほぼ並行して、あっちを直せばこっちが…こっちを直せばあっちが…な感じでやってました。
特に右腕の被せ物の色がどうしても目立つので少しくすんだ風にしてみたのですが、こうして投稿してからわかったり、気付いたりすることがあり、なかなか直せない悪い癖のようだなと言い訳して反省するのです。…縁がイマイチくすんでいない、と。
ま、それについては宿題として、コルセットの蔦模様はいい塩梅ではないでしょうか……下の下地をもう少し暗くてもいいような気がしないでもないですが……
腰布をモフモフっとハッキリさせたら、そこまで気にすることでもないかもしれませんね。うん、そうだと思いたい。
あと、モフモフは狼の毛を妄想して描いてみました。で、描いてからまたも色々思うんですよね〜
「ありきたりだな…」って。
靄から想像出来るのが、私には毛皮しかないのかな…って、どこか突拍子のない思考を持っているんじゃないかと淡い期待を創作中に願ったりするのですが、至って平々凡々――凡人なのだなと改めて思います。
盗賊だから、短刀、ちょっと野性味のある毛皮、緩い服装……私の頭の中は所詮これくらいしか詰まっていない。
でも、それでも、誰でも描けるかって話です。「この絵は私が描きました!」そう思って威張るくらいはいいでしょう? 頑張ったわって労ったっていいでしょう。
自分で描く――若しくは書くって、そういうことだと思います。
ということでそんな頭から捻り出した女頭領の短刀は、質素で無骨なものが似合う! と思う。
ゴテゴテの飾りより、使い勝手が良さそうなもの。そう見えたらいいのですが、自分の思考が100%相手に伝わってくれるとは限るません。とても難しい。なので、“無骨な短刀である”と念じて描いときました。
これで一応、本体――女頭領ナナシさんは出来上がりです。残るは、背景ですね。正直、今のところ何も色が湧いて来ていないので妄想に妄想を重ねて妄想しまくりたいと思います。




