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GG  作者: うるせ〜〜〜
甘々な世界
2/4

1-1

意識を集中する。そして力を行使した。




毎日毎日飽きるほど繰り返しているが飽きない。

この行為は、一般人にとってはさほど興味をひかないのかもしれない。ただ、私は異常なのだ。


そして再び意識を集中しようとすると、ふいに声が後方から聞こえてきた。


「うい、待たせた?」

男の声だ。

作業をやめ、振り向くと、髪は短く、少し強面風味、しかし若そうな男がやってきた。



私の友人だ。



「飯食おうぜ飯」


「今から?いいけど、金ないぞ」


「うるせ〜〜」



結局また自分だけパンになるのか。

そんなことを思いながら店へ向かった。



「ところでさ、さっきやってたのはなんだったの?割と気になるぞ」


「あ、あれはね...」


踊場は一回パンを飲み込み、水を飲んでから、


「''矢''の練習だよ。いつもやってんのよ」


「相変わらず手堅いというかなんというか」


「そっちはどうなん?」


「ああ、自分で言うのもなんだけど、順調。

このままなら...うん、2回戦はいけちゃうかな。」


「言うねえ。」


「ままっ、お楽しみよ。そっちはご自慢の矢で優勝だろ?」


「できたらこえーわ」


「じゃ、そろそろ出るか」


こんな感じで前日は終わった。

そう、今日は待ちに待った大会当日だ。

二回戦に進むんだ。そのために頑張ってきたじゃないか。いけるさ。


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