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魔法図書館

魔法図書館

作者: ぜひこ

 貴方は、これまでに自由に本を読めたら。

 読みたい本をすぐに見つけることができたら。

 そう思ったことはないですか?

 少なくとも、一度はあったと思います。

 いいんですよ。そう思ったって。

 だって、思うことは当然の権利。

 それに、私はその思いを必要としていますから。


 だからいつでもいらしてください。

 私が司書として働く図書館に。

 見つけずらくて、誰も来て下さらないかもしれないですけれど。

 来てくださると嬉しいですね——


 あら、そう言っていたら早速最初のお客様ですかね。

 音がしました。

 では、私はもう行きます。貴方もいつだってお待ちしていますからね!




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― 新着の感想 ―
[良い点] 気になる感じで物語が始まったと思ったら終わってしまいました。 [気になる点]  続きはどうなるのでしょうか。 [一言]  拝読させていただきありがとうございます。
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