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霊務課のレイ  作者: まいまいかぶり
8/11

進化

「よぅ、レイ」


病院から無事退院したアラタは本部に戻ってきてる。


「アラタさん、まだ義手も出来てないのに…」


「義手?イラネーよ、それよりよ、これ見ろっ」



アラタはそう言って目を閉じると静かに左手を上げる。


「まさかっ!?」


何と、アラタは左手で【死人の鎌】を具現化させて見せた。


「でもなぁ~日頃利き手で使ってた物を逆の手で使うって難しいんだよな~」


それは間違いない。利き手が無かったら飯食うのも大変だ。


「でもよ、人間ってこうやって進化を重ねて今に至る訳だろ?」


「やろうと思えば案外出来るもんだよな笑」


この人の前向きさには本当に恐れ入る。


「まだ俺は進化止まらねーぜぇ~」



冗談みたく明るく話すが、知らない所で想像もつかない努力をしたのだろう。


この人がまた無敵と呼ばれる日は遠くないかも知れない。


レイの目から自然と涙が流れる。




!?


進化?そうだよ…人間は何でこんなスピードで進化し続けてるんだ?


明らかに他の生物とスピードが違いすぎる。


そしてあの夢…



「アラタ本部長、レイ部長、コード、オシリス神について14時からリモート会議を行います」


「この会議には各支部長の他に海外からも参加してもらいますので時間厳守でお集まり下さい」




早速、尋問タイムか。


このリモートはレイ中心のリモート。


起こった事だけ話せばいいか?夢の話もするべきか…

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