31 冒険者組合でいいんじゃないですか?
おはようございます。キッカです。
現在、探索者組合に向かって移動中です。
探索者組合っていうのは、ダンジョン探索者たちの支援組織だ。これもイリアルテ家の始祖、アリリオさんが晩年に組織したものだそうな。
もっとも、いまでは完全に独立し、イリアルテ家は後援の立場になっているだけだそうだ。
リスリお嬢様が誇らしげに話してくださいましたよ。
なんでも人類が初めて管理を開始したのがこのダンジョンで、現在ではそれをモデルにテスカセベルムと帝国、そしてエルフの国ナナトゥーラに管理ダンジョンがあるらしい。帝国にふたつ、テスカセベルムとナナトゥーラにひとつ。
ただ、テスカセベルムの場合、山岳にもうひとつダンジョンが見つかっているものの、地形の関係上管理できずにいるとか。
宿場とかも拓けないくらい険しい場所にあるのかな? 拠点さえ作れれば、管理とかできそうなのに。ダンジョンは資源になるんだから、それを先に考えたほうがよかったんじゃないかな、あの王様は。
そんなことを考えながら、テクテクと北へと向かって移動中。
私の家は領都のほぼ中央、中央広場の北側の大通りにある。うん、広場に面した角地にあるんだよ。で、お向かいさんが教会。一等地なんじゃないかな、あの場所。そんな場所が一年以上放置されるとは、教会も吹っ飛ばしたから、そこに住むと罰が当たるとでも思われたんでしょうかね?
それで教会に引っ越しの挨拶に行ったら、バレンシア様に凄い喜ばれたよ。
アンララー様と行ったら、大変な事になりそうだよ。
で、組合は北門側にある。
いろいろと物資やらが持ち込まれたりするわけだから、近い場所に造られるのは当然のことだ。
そうそう、ダンジョン資源の主なものは骸炭。形状はいわゆる豆炭だ。それと岩塩。
ダンジョンの決まった場所から、産出というか、壁から生えてぽろぽろ落ちているのを拾ってくるのだそうな。
そういや、石の産まれる壁だっけ? そんなのが日本にあったと思ったけど、そんな感じなのかな? サイクルがかなり早いらしいけど。産出量も結構なものらしい。
私も調理用に一袋買ったけど、サイズも形もまんま豆炭だったよ。
まぁ、そうじゃなきゃ、領都で主燃料になってないよね。
一日に何トンくらい採掘――じゃない、採取、収集? されてるんだろ。
それにしても、豆炭なんてひさしぶりに見たよ。ちっちゃい頃、あんかで使ってたんだよ。なんでもおばあちゃんが使ってたらしい。いや、私が深山家に入ったときには、もう他界しちゃってたんだけどね。
七輪に入れて豆炭に火を熾して、あんかに入れるって、お兄ちゃんとやってたんだよね。なつかしいなぁ。
と、子供のころを思い出してても仕方ないな。
豆炭や岩塩の収集には犯罪者が使われている。いわゆる強制労働というやつだ。もっとも重犯罪者は除外されている。場所が場所のため、武器携帯を許されるからだ。なので、ここで働いている犯罪者はケチな泥棒とか詐欺師、酔っ払ってやらかした人等だけだ。一定量収集すれば、放免となるらしい。
ただその量はトン単位だそうだけど。
もちろん監視付き。
え? 重犯罪者はなにをしてるのかって? 重犯罪者は大抵、処罰で首と胴が分かれてるから。
このあたりのことは、リスリお嬢様から教えて頂きましたよ。お嬢様、毎日遊びに来てたんだよね。侯爵令嬢なら、いろいろとやることあるでしょうに。礼法だのなんだの学び事が。
まぁ、庭先を間借りしていたから、近かったというのもあるだろうけど。
リリアナさんも魔法の練習は順調な模様。魔法の発動がかなりスムーズになってたよ。でもまだ壁を越えることは出来ず。試行回数が私とは違うからね、魔力回復時間分、どうしてもね。
さて、昨夜のことである。あの後ノルニバーラ様が見えられ、大雑把にだが呪文書販売に関して相談した。
まず値段。武器や防具みたいに半ば消耗品というわけではなく、完全に買ったら一生物で譲渡不可な代物であることから、お値段は高めに。とはいえ普及目的でもあるので、高すぎずというラインを模索。
結果、最低でも単位は金貨。そして等級ごとに最低金額を設定。当面販売は玄人級までとした。多分、玄人級は金貨百枚近くになりそう。素人級が高くて十枚くらいかな。基本、三~四枚で落ち着きそうだ。見習級は金貨二、三十枚くらいか。
ちなみに、長剣とか段平が金貨二枚くらいの値段だ。
値段としては妥当……なのかな?
まだこっちの金銭感覚が身についてないから、いまいちわかんないんだよね。安宿暮らしなら、銀貨三枚で一日暮らせるというのは分かったけど。
だから、長剣一本はだいたい宿暮らし一ヵ月分のお値段ってところだね。
おろ? 思ったより銀貨の価値が高い気がするぞ。そうすると庶民のメイン通貨は銅貨になるのかな? あれ、ものすごい物価が安いような気がしてきたぞ。
販売ルートは組合と教会のふたつ。場合によっては販売する呪文書を分けることも検討している。変成魔法を組合、回復魔法……もう神聖魔法って変えるか、回復系の魔法を売る予定ないから。対アンデッド用の魔法だけだし。うん、神聖魔法を教会で販売というように。名前的にもぴったりだ。
これは組合と教会の代表者と相談したほうがいいかもしれないね。
大雑把なところを取り決めて、後の細かいところは私たちでやることになって、昨日の会合は終了。
神様お二方と食事をして解散となりました。
で、夜、私はアンララー様と一緒に寝ることになりましたよ。
ベッドはあるから、ひとりで寝ようと思ってたんだけど、アンララー様に掴まって逃げられなかった。
あの細腕のどこにあんな力があるのか。
……まぁ、神様だしね。
誰かと一緒に寝るなんて初めてだったよ。いや、物心つく前はどうだったか覚えてないけどさ。
だいたい、あの女が一緒に寝てたなんて思えないしな。
……ん? あれ?
ちょっと待って、いまの私って、一回死んで、生き返った……というか、作り直されたわけだよね。というか、常盤お兄さんとアレカンドラ様が私の体を創るところを見てたわけだし。
自分の胸見て『でっか』とか思ってちょっとひいてたんだし。
ということはだよ、今の私の中にはあの女の血が入ってない!?
どこの誰とも知れぬ男の血も? あんなに、どうにかしてあの女の血だけ抜けないかなと思い悩んでたことが、現実にできてる!?
え、嘘? いや、現実だよね。これが死ぬ間際に見てる変な夢とか、実は死に損ねてて、病院のベッドに寝たきりとかじゃなければ。
いやいや、こないだゾンビに叩かれて普通に痛かったからね。夢じゃないぞ。
え、それじゃほんとに、あの女の血が入ってない!?
あ……はは。やったぁ。
思わず『ヒャッハー!』とか奇声を上げて走り回りたいくらいだよ!
いや、やらないけどさ。世間の目は世知辛いからね。そんなのにまたもや晒されるのは嫌ですよ。
ははは。足を引いて歩いてたりするとね、なんとも表現したがたい目で見られたりするのですよ。悪意のない悪意の籠った視線というかね、そんな感じのものに。
そのおかげで、人という生き物がどれだけ恐ろしいものかというのを、私は思い知っているのですよ。
せめて、哀れな者を見るような目で見てくれればよかったのに。
私は頭をプルプルと振る。
いやいや、せっかくいいことに気が付いたんだから、わざわざネガティブなことを考えることもない。ちゃんと歩けるようにもなったんだし。
気分よく行きましょう。
目的地到着。
到着……で、いいんだよね。
北門前の広場に面するように組合の建物はあった。事務所と思われる建物と、その隣に倉庫のような大きな建物がひとつ。
私は目の前にある建物を見上げてるんだけど、入り口上に、どこぞの料理屋よろしく木製の看板が掲げられている。でも組合としか書かれていないね。
前半部分が削り取られてますよ?
丸太を縦に切って板状にしたものを、そのまま使っている看板。
確か結構な重量があるんだよね。こういうの。ちゃんと設置してあるのかな? 落っこちでもして、たまたま下にいた人に直撃でもしようものなら死ぬよ、きっと。
入り口ドアの脇には大きな窓があるけれど、光の加減のせいで、中は良く見えない。
まぁ、眺めていても仕方がない。とりあえず入ろう。
頭上にびくびくしながら扉を開ける。
私は自分の運の悪さを見縊ってなどいませんからね。
からんころんからん。
ん? なんだこの音? 鈴じゃないね。鳴子? まぁいいや。
建物内部はいわゆるお役所的な感じだ。正面奥に受付カウンターがある。
……窓口が五つもあるけど。
手前の待合室? は結構広い。左右の壁に掲示板。右が依頼関連かな? 左は……なんだろ? お店とかの宣伝かしら。両脇に丸テーブルがふたつずつ置いてある。
上部には明り取り用かな? 横に細長い窓。入り口のところの窓もあって、中はそこそこ明るい。
……これ、【灯光】の魔法を売りだしたら確実に売れるな。
まぁ、一回売ったらそれで終わりだけど。
で、待合室にはみたところ人が五人。女性ひとりと男四人。
いかにも戦士な感じの男三人が左側の丸テーブルに陣取って、軽食をとっている。右端のカップルは軽装だ。弓持ちだし狩人かな? 男性の方は右腕に結構な怪我をしているようだ。包帯がぐるぐる巻いてある。
で、その五人と受付のお姉さん五人、計十人の視線が突き刺さっているのですが。
まぁ、怪しい格好だからねぇ。またフードを目深に被って来てるから。
てくてくと受付まで進もうと歩き始め、三人組を過ぎ越したところでいきなり左肩を掴まれた。
「おい、ここは嬢ちゃんの来るような場所じゃないぞ」
ぞっとするような低い声。
おおお、絡まれましたよ。
ふふふ、これを見越して、今日もフードを目深に被ってきたのですよ。
というか、マジで絡まれるとは思わなかったよ。一般的にお約束の展開というのは、起こらないのがお約束ですよ。そうでしょう?
どうして絡んでくるかな、このスキンヘッドは。
肩を掴んでいるスキンヘッドを、それこそどこぞのホラー映画っぽい動きを意識しつつ、ぐりん! と首を回して見上げた。
体は一切動かさず、首だけ、まるで人形のように。
そしてフードの中に見えるのは、例の遮光器土偶モドキの仮面を被った私。
あ、驚いてる……っていうよりたじろいでる。
さすがにこんなのが出てくるとは思わなかった模様。こんなのでひるむとか、まだまだだねぇ。
「少々お尋ねします」
「お、おう」
……何故小娘相手にここまでビビるかね。自ら望んで絡んだんでしょうに。
って、あれ? この人はいい人だよ。
悪意とか一切ないよ。これ本気で心配しているみたいだね。というか、不器用なのかな? こんな云い回しするとか。
やばいな。こういう人は好きですよ。希少ですからね。好感が持てます。恋愛対象とはまた別だけど。
「あちらの窓口、五つもありますけど、どこが何を担当とかあるのでしょうか? 表記が見当たりませんが?」
「あー、嬢ちゃんの云う通り、担当があるんだよ。説明やらなんやらは一番左だ。で、嬢ちゃんはここに何しに来たんだい?」
私の肩を掴んでるスキンヘッドじゃなく、多分、その仲間と思われる赤髪のお兄さんが答えてくれた。ついでに質問も来たけど。
「依頼の出し方とか分からないので、その辺りを今日は訊きにきたのですよ。今日はまだ依頼は出しませんが」
「フレディ座れ。この子は依頼人だ。絡んでどーする」
「いや、危ないだろ。どう転んでも、俺たちの仕事は荒事だぞ。依頼人ならまぁ問題ないが」
スキンヘッド、フレディさんが相方にぶつぶつと答える。お仲間であろう三人目の人は……なんか、にこにこと私に手を振ってる。
「ごめんね、うちのハゲが迷惑かけて」
「いえいえ、ご心配ありがとうございます」
手を振ってた白髪のお兄さんにそう答え、私は受付へと向かった。
「おはようございます」
「おはようございます。本日はどんな御用でしょう?」
「登録をお願いしたいのですが」
「おいおいおいおいこら待て!」
あら、フレディさんが騒ぎ出した。
「依頼人じゃなかったのかよ、ちびっ子!」
ちびっ子とは酷いなぁ。まぁ、いいとこフレディさんの鳩尾くらいの背丈だからねぇ、私。
「あ、ご心配なく。こんな見てくれですけど、ちゃんと成人してますので。私、十七歳ですよ。いずれ依頼もだしますけど、身分証になるものも欲しいんですよ」
「十……七? いや、いくら十七っていってもだな、その――」
「フレディ、邪魔はダメだ。別にひとりでどうこうするわけでもないだろう。登録自体は個人の自由だ。
悪いなお嬢ちゃん。こいつはどうにも心配性のお節介でな。ハゲのクセに」
「ハゲじゃねぇよ! 剃ってんだこれは!」
「前に虫が湧いて懲りたんだろ。知ってるよ。青髪オーク」
「誰がオークだ!」
フレディさんがずるずると引き摺られていく。おぉ、あの細いお兄さん、力持ちだ。フレディさん、二メートルくらいありそうなマッチョなのに軽々と。
「えーと、登録でよろしいんですね?」
「あ、はい。でもその前に確認を。ここは探索者組合でいいんですよね?」
受付さんに確認する。もし間違ってたら恥ずかしいったらないよ。
「えー、正確に申しますと、ここは探索者組合、狩人組合、傭兵組合のみっつが合併してできた労働者組合(仮名)です」
「……仮名ですか」
「仮名です。合併は二年前に行われたんですけど、名前が決まらないんですよ。面倒なので労働者組合としたら、領都清掃組合とかから紛らわしいと苦情が来まして」
あぁ、確かに他のところで働く人も労働者だものねぇ。
「あの、なにかいい名称ってありませんか? 初対面で聞くものでもありませんけど、いい名前が思いつかないんですよ」
あははと笑う受付嬢さん。
うん。あるよ。冒険者組合。ある意味ベタでネタだけど。ただねぇ、常識的に考えると、冒険者って職業にならないよね。だって、ただの山師みたいなものだよ。冗談じゃなしに根無し草のその日暮らしのチンピラみたいなものになるからね。
とはいえ、TRPGとかだとお約束だしね。
「冒険者組合でいいんじゃないですか?」
つい云っちゃったんだ。悪気は無かった。反省はしない。
って、云った途端に、受付嬢さんが冗談じゃなしに雷に打たれでもしたような顔になったね。
あれ?
「それだぁっ! ナタリア、あと任せた! ギルマスに掛け合ってくる!」
「ちょ、シルビア!?」
受付嬢、シルビアさんはバタバタと奥へと走って行っちゃったよ。
……えーと。ナタリアさんに目を向ける。
ナタリアさん、顔を引き攣らせながら、こっちに席を移動した。
「失礼しました。代わって私が担当いたします。登録ですね? 探索者、狩人、傭兵、いずれで登録なさいますか? もちろん複数でも問題ありません」
「あ、それでしたら探索者と狩人でお願いします」
「かしこまりました。では、こちらの書類に必要事項の記入をお願いします」
申請書類に目を通す。まずは名前の記入だ!
「あ」
ここで私は問題があることに気が付いた。
「私、異国の出で名前の文字表記が違うのですよ。で、こっちの文字に書き換える訳なんですけど、なんでもテスカセベルムの方に私と同じ名前があるそうで、その表記と私の書こうとしている表記が違うんですけど、どうしましょう?」
そんなことを尋ねたら、受付さんが目をぱちくりとさせた。
名前については、リスリ様に聞いたんだよね。テスカセベルム出身じゃないんですかとか云われて、いろいろ話した時に。
「また変なことを気にしますね?」
「いえ、この鑑定盤ですか? これって名前もでますよね? これの綴りと書面の綴りが違うと拙いと思うんですけど」
そういって水晶の板を指差した。
「あぁ、確かに。ちなみにお名前は?」
「キッカです。テスカセベルムの方では
Chicca
と書くとか。でも私は
Kikka
と表記するのが発音的には正しいと思いまして」
「なるほど。まぁ、鑑定すればわかりますね。では先に鑑定の方をしてしまいましょう。手を置いてください。素手でお願いしますね」
云われ、ポンと鑑定盤に手を載せる。
向こう側にステータスが表記されてるんだろうけど、私からは見えないんだよね。
ガタッ!
ん?
「ちょ、ちょぉっとお待ちください! ぎ、ギルマス、ギルマスー!」
声を上ずらせて、ナタリアさんが慌てふためくように奥に引っ込んだ。
えぇ……また……。
なんで登録するだけで騒ぎになるの?
私は平穏に生きたいんだけど。
かくして、騒がしい一日が今日もはじまったのです。
誤字報告ありがとうございます。助かります。
以下に現状のキッカのステータスを。
名前:キッカ・ミヤマ(深山菊花)
種族:人間 性別:女 年齢17歳
職業:アレカンドラの神子
属性:影
体力:B
筋力:C
技巧:B
敏捷:E
知力:B
精神:S
魅力:S
運気:(F→)C(加護により三段階上昇+α)
技能:炊事 洗濯 掃除 裁縫 基礎学術知識
祝福:アレカンドラの加護(運気上昇)
ディルルルナの加護(抗毒)
ノルニバーラの加護(看破)
アンララーの加護(外見不老)
ナルキジャの加護(菊花の奥義書)
ナナウナルルの加護(天の目)
テスカカカの加護(察知)
(※※:主人公)
※()表記は非表示
以下、ステータス表記外能力
◆戦闘系技能
弓術:Lv.32 防御:Lv.10 重装:Lv.05
鍛冶:Lv.22 片手武器:Lv.20 両手武器:Lv.05
◆隠形系技能
錬金:Lv.05 軽装:Lv.05 開錠:Lv.05
スリ:Lv.81 隠形:Lv.32 話術:Lv.28
◆魔法系技能
変成:Lv.100 召喚:Lv.33 攻撃:Lv.22
付術:Lv.12 眩惑:Lv.102 回復:Lv.100
※ 素人:Lv.01~25 見習:Lv.26~50 玄人:Lv.51~75
熟練:Lv.76~99 達人:Lv.100~
◆祝福
【言音魔法関係】
無精なる力:対象をよろめかせる率上昇。自身のよろける率低下。
秘めた炎 :【火炎の息】威力増。
亡びぬ魂 :【幽体化】時、自己回復上昇。
▼竜の力 :【揺るがぬ力】威力増。稀に対象を消滅させる。
竜の火炎:【火炎の息】威力増。倒した対象の死体より炎の蛇を一定時間召喚。
竜の凍気:【凍気の息】威力増。対象を凍結(【氷の棺】と同様の効果)。
【その他】
自動言語習得
古ドワーフの知識:鍛冶技術知識会得。鍛冶技術上昇率UP。
薬草学者の研究録:錬金薬作成時、一定確率で二倍作成。
船乗りの奉謝:回復魔法効力上昇。
トキワの使徒:異性へのダメージ上昇。魔法耐性上昇。
味方の見識:味方に対する、魔法による誤爆を無効化。
恋人の見識:異性に対する攻撃力増。無条件に若干友好的になる。
戦闘の求道者:戦闘系技能上昇。鍛冶技術上昇。
隠形の求道者:隠形系技能上昇。錬金技術上昇。
魔法の求道者:魔法系技能上昇。付術技術上昇。
※一日一回のみ使用可
トキワの罰則:一定時間対象を毒のある茨で拘束。
トキワの癒し:自身を完全回復する。
トキワの支配:一定範囲内の対象の受けるダメージを無効化。
魔術の神髄:一定時間魔力消費ゼロ。
護りの神髄:一定時間ダメージ半減。
剛力の神髄:一定時間スタミナ消費ゼロ。
▼はキッカが仕様不可に設定してあるものです。