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125 あれぇ? まるっきり信用されてない!?


 王都へと来てから、それこそ日本にいた時張りの頻度で、ロクでもないことに遭っているわけですが、私の運はどうなっているんでしょうね?

 いや、被害を考えると、こっちのが酷いんだけれどさ。


 アレカンドラ様の加護が仕事をしていない、というわけでもないのは、なんとなくだけど分かるんだよね。

 いや、細々(こまごま)としたところで助かってはいるからさ。例えば、男爵邸でクラリスの放った雷撃。あれ、思いっきり外れてたし。以前の私なら絶対にぶち当たってたハズだもの。


 あぁ、そうか、くじ引きみたいなものが有ったら、やってみればいいんだ。お祭りだもの、なにかそれらしいものがあるでしょう。少なくとも、『スカ』を引くことはないと、アレカンドラ様が請け合ってくれたんだから。


 ……いや、確かめようとしている時点で不敬だな、これ。

 というか、くじ引きなんて思ったら、ガラポンを作りたくなったよ。ほら、あの福引でガラガラ回す奴。あれの中の構造ってどうなってんだろう? とか小学生の頃に思って、調べたから構造は知ってるんだよね。使い道があるかどうかわからないけど、作ってみよう。


 さて、ロクでもない事は置くとして、ほかにはいろいろと人間関係が分かりましたよ。このままだと混乱しそうなので、ちょっと整理をしようと思います。

 といっても、イリアルテ家関連だけだけれどね。


 まずはアルカラス伯爵家。侯爵夫人エメリナ様のご実家です。エステラ様は厳しい女教師という感じの方。堅物、というと、ちょっとイメージが悪い気もするけれど、概ね、そんな感じの方だ。まぁ、女だてらに、ひとりで伯爵領を護って来た訳だから、そうなるよね。

 うん。現状、残念ながら跡取がいません。本来はエメリナ様が婿を取る予定だったとか。

 いや、実際、侯爵様……バレリオ様は婿入りする気まんまんだったらしいんだよね。


 アルカラス家は宝飾品専門の商会を経営していて、帝国に新店舗を出すために、エメリナ様が筆頭となって出店場所を探していた際、バレリオ様に一目惚れ。

 バレリオ様は出奔しているとはいえ、ディルガエアの侯爵家三男坊とあって、婿取りには問題無し。ということで、ダンジョンから戻って来た、全身返り血で血塗れ状態のバレリオ様に突撃してプロポーズしたとか。


 上手く話が進んでいる最中に、イリアルテ侯爵家の者が全員死亡という事件が発生。えぇ、事件ですよ。親類の一家が毒を盛って侯爵家簒奪を狙った模様。尚、これを目論んだ一家は、バレリオ様とその仲間たち(組合アリリオ出張所のネリッサさん、ペペさんと他二名)によって粛清された。


 結果、バレリオ様がイリアルテ侯爵家を継ぐことになり、エメリナ様が嫁ぐことに。家格としては問題はないものの、結果、アルカラス家の跡取りが不在ということに。


 なので、イリアルテ家の末っ子であるセシリオ様が、成人になるのを待ってから養子縁組し、アルカラス伯爵家を継ぐことになるのだそうだ。


 そのセシリオ様は、芸術祭後もこのまま王都に残って、九月からバルタザール王立学院に通うとのこと。

 あ、こっちは、十歳から成人までの五年間、学校に通うのが通例みたいだ。遠方の貴族などは、個別教師を雇う場合もあるようだけれど。

 ちなみに、リスリお嬢様は五年の課程を二年で終えて、実家にとっとと戻って来たらしい。このあたりの自由さは、イリアルテ家の血なんだろうな。


 うん。セシリオ様になにか餞別、というか、入学祝に贈り物をしよう。入学祝と云えば、筆記用具関連とか鞄が定番なんだろうけど、多分、準備済みだろうし。

 なにかお守りになるようなものでも贈った方がいいかな。

 となると、【毒耐性】と【疾病耐性】の装身具あたりが無難だろう。シンプルなデザインにしておけば、盗られることもないだろうし。


 サンレアンに戻ったら作ろう。錬金装備をしっかり作って、目指すレベルのドーピング薬を作れるようにしてから付術すれば、毒も病も無効化できるものが作れるはずだ。もしかしたら、絶対ではないかもしれないけれど。


 さてさて、次いで王弟殿下であるクリストバル様。イネス様に半ば一目惚れして、王位継承権をぶん投げて、イネス様を口説き落としたらしい。

 ほぼ一目惚れというのは、見た目ではなく、イネス様のあの性格にほれ込んだのだそうな。尚、クリストバル様は王家では問題児だったようだ。


 迷惑なことを引き起こすような問題児ではなく、なんというか、完全に研究者とでもいうような性格をしているため、王家の義務に関してまるで興味を持っていないのだそうな。『いや、王家に王弟なんて邪魔なだけだろ?』と、普通に云っていたとか。

 本人はスマートな美男子さん。歳は三十。イネス様が二十歳だから、ちょっと歳の差はあるけれど、問題というほどではないだろう。政略結婚とかなら、よくあること。

 クリストバル殿下は美味しいものを食べるのが好きで、それが高じて農業研究所に入り浸り、いまではいっぱしの研究者として働いているそうだ。


 パーティの時、私の作った芋羊羹に凄い興奮していたよ。サツマイモが農研に持ち込まれていて、今は栽培が上手く行くか試している途中だからね。それを使ってできたお菓子が目の前にあって、しかも美味しいとなったら、まぁ、そうなるよね。


『君があの芋の出どころか! ありがとう! こんなに素晴らしいものができるとは! これは俄然、王国の産物とせねばならないな!』


 本当、完っ全に研究者な人だったよ。裏がない珍しい人だったね。まぁ、ああいう性格の人だから、あそこまで自由なイネス様と一緒に居られるんだろう。ついでに王家の人間としては問題児、というのもよく分かった。人が良すぎる。

 で、現状の問題は、イネス様のストッパーにはならないということだけれど。


 なんというか、イリアルテ家の資質というか、受け継がれている性格的なものとして、『面白いか否か』で物事を決定するきらいがあるのだとか。

 バレリオ様とイネス様、それとセシリオ様に、その性質がモロに出ているらしい。なので、放っておくと、いきなり変なことを始めたりするので、周囲が振り回されるのだそうだ。


 なるほど、ダリオ様の苦労人臭は、父と姉に振り回された結果ついたものか。


 実際、兎を連れて行った時は私も焦ったもの。バレリオ様『よし、次は私がやるぞ!』とかいって、盾をとって格闘兎の檻にはいっちゃったんだもの。

 疲れ果てていたとはいえ、あの兎共は侮れないからね。盾に加わる衝撃が凄いし。そういえば、兎を屈服させた後、バレリオ様の使った盾は握りの部分にガタが来てたみたいだし。

 『これ、直せるのかなぁ』と、ロクスさんが嘆いていたよ。


 そしてエスパルサ公爵家。王家の分家筋のお家。武門に優れ、騎士団に対し非常に影響力があるらしい。ダリオ様とリスリ様の婚約者候補のお家。いや、家格を考えたら逆か。オスカル様とアレクサンドラ様の婚約者候補がイリアルテ家ってことだ。


 老エスペランサ公……って、云い回しはあってるのかな? いや、いまはもう隠居の身だから、多分、間違ってる。

 元白羊騎士団の団長のサロモン様。お年寄りだけれど、ガチムチなお爺ちゃん。えーと、なんというかですね。気に入られました。


 なんだろう。なぜ私は年配の男性の受けが良いのか? そこに性的なモノを感じれば、うわぁ……、って思うだけなんだけれど、そういうのが全然ないんだよね。

 なんというか、久しぶりにあった孫を相手しているみたいな感じ?


『おぉ、〇〇ちゃん、久しぶりだなぁ。こっちおいで、アメちゃんをやろう』


 みたいな?


 パーティの時、人形の振りをしていたから気が付かなかったけれど、バレリオ様と中庭で模擬戦をしていたらしい。

 ……いや、パーティでやることじゃないでしょ。余興にしては、ホストがやることじゃないですよ、バレリオ様。そしてそれに嬉々として乗るお爺ちゃん。

 脳筋にもほどがあるな。というか、こんな感じで意気投合しているから、婚約の話がでてきているんだろうけど。


 少なくともダリオ様とアレクサンドラ様の仲は良好。このままくっつくんじゃないかな。

 あぁ、そういえば、ここでダリオ様の歳を知ったんだ。私より年下とは。ダリオ様も私を年下と思っていたから、なんの違和感も無かったんだよね。

 こっちの人は成長著しいな。


 そうそう、騎士団について教えてもらったよ。王国にはみっつの騎士団がある。白羊騎士団、黒羊騎士団、赤羊騎士団のみっつ。


 白羊騎士団はいわゆる王宮騎士団(ロイヤルナイツ)。騎士団としての規模は最小。王宮の警護がお仕事。この白羊騎士団の第一部隊が金羊騎士団と呼ばれ、近衛隊として活動している。騎士の中ではエリート中のエリートだね。

 もちろんお飾りなどではなく、非常に強い人たちだ。


 黒羊騎士団は対犯罪の為の騎士団といっていいのかな? 対人特化の荒事専門の騎士さんたち。ある意味、私のイメージする騎士に一番近い。いや、対人特化だからさ。地球だと、魔物となんか戦わないからね。あ、ここには非公式だけれど、諜報部隊もいるらしい。

 ……サロモン様、そんなことを私に云っちゃってよかったんですかね。いや、いくら息子さんがそこの団長をしていると云っても。機密事項なんじゃないですか? まぁ、私は云いふらしたりとかしませんけれども。おっかないですし。


 最後に赤羊騎士団。対魔物専門の騎士団。もっとも規模が大きく、ほぼ下級騎士で構成されている。なので、平民でも頑張れば入団は可能。功績を上げれば上級騎士(騎士爵)にだって成れる。魔物討伐を主にやっているので、戦闘経験はもっとも豊富な人たちかな。定期的にアリリオに潜って、魔物の間引きを行っているらしい。とはいえ、十九層までだけれど。

 二十層の不死の怪物共がどうにもならないらしい。あの層があるおかげで、下層の魔物が地上に出てくることは稀らしいので、それは助かっているとか。

 その代わり十九層までの上層の魔物が、それなりの頻度で爆発的に増え、暴走を起こすため、間引きは必須であるのだとか。


 一年ごとにやってるみたいだけれど、偶に間引きが間に合わなくて、アリリオの宿場が壊滅するらしいからね。それがあるから、再建し易い作りの建物ばっかりなんだろうけど。壊されるのが前提って聞いたしね、あの宿場。


 ん? 軍団? あぁ、一般の兵士は、地上での荒事対処が専門だよ。対犯罪、対魔物と、全般を請け負ってる。騎士団と違って、入団審査もゆるい。安定した収入が欲しい腕自慢の人とかが多いみたいだ。傭兵、狩人は微妙に安定しないし、探索者に至っては冗談じゃなしに山師だからね。


 そんなわけで、エリート中のエリートの金羊騎士団の武具を私が一手に引き受けたわけで、軍部では話題になっているらしい。

 もっとも、私個人の名前ではなく、【如月工房】の方の名前だけれど。

 大量の依頼が来たら今度は断るつもりだけれど。いや、ひとりで作っているからね。さすがに無理だよ。


 ◆ ◇ ◆


 本日は十九日。明日の晩から芸術祭が始まりますよ。


 そしてドレスも間に合いました。昨晩はがんばったよ。ステータスのドーピングはいいね。手先の動きが気持ちに間に合わなくて、もどかしく思えることが多かったんだけれど、それが改善されたよ。思い通りにスルスルと作業の進むことの気持ち良いこと。


 ……途中で、リリアナさんに心配されたけれど。気が付かなかったけれど、気味の悪い笑い声をあげていたらしい。


 ……全然自覚なかった。そんな癖があったのか、私。気を付けねば。その様を想像してみて、我ながらドン引きしたし。


 ん? なんでそこまでしてやったのかって?

 いや、納品期日は決めれられてはいなかったんだけれどさ。どうせならお祭りまでには間に合わせたいじゃない。

 舞踏会とかにも出席するだろうし、アレクサンドラ様。


 そんなわけで、本日はアポなしだけれど、エスパルサ公爵邸へと納品だけしてしまおうと思っていたんだよ。そうしたら――


「お姉様、本日は一緒にパーティですよ」


 リスリお嬢様が朝食の席でそんなことを云ってきた。


 いや、私は平民ですよ。本来ならこうして一緒に皆様と食事していること自体がおかしいですからね?


 ちなみに、席には侯爵一家に加えて、クリストバル王弟殿下とアルカラス伯爵夫人エステラ様もいらっしゃいます。


「いや、リスリ様、私が出席するわけにはいかないでしょう?」


 私は答えた。というか、どこからそんな話が?


「キッカ殿、サロモン殿の招待なのだよ。随分とキッカ殿のことを気に入ったようだぞ」

「あー……。なぜか私は、年配の方や職人の方に受けがいいんですよね」


 あのお爺ちゃんか。いいのかなぁ。かといって、招待を袖にするわけにもいかないよね。だって、相手は公爵家だもの。

 こうなったら、お人形さん再び、ということで、壁の花、もとい壁の人形に徹しますとも。


 あ、そうだ。それなら――


「では、私は先にドレスの納品を済ませてしまいますね」

「出来上がったのですか!?」

「え、キッカちゃん、引き受けたのは十五日の夜よね? それでもう仕上がったの? ここのところ、王宮とかに呼ばれていたのに?」


 リスリ様とイネス様が驚いたように私を見つめた。


「頑張りました」

「あら、気になるわね、見せてもらってもいいかしら?」

「構いませんよ」


 というわけで、朝食後、私の借りている部屋へと移動。ちょっとしたお披露目会となった。

 なぜか男性陣は遠慮していたけれど。


「わぁ、素晴らしいです、お姉様」

「ふふふ、頑張りましたからね。ただ、こちらの主流のドレスからは、大分かけ離れていると思いますけれど」

「そうね。キッカちゃんが着ていたドレスもそうだったけれど、胸元が開いていないものは珍しいわね」


 エメリナ様がしみじみと云う。


 大抵は谷間を強調するようなデザインですからねぇ。そしてそこを装飾するためのペンダント、もしくはネックレスなわけですし。

 男を誑し込むための谷間。そして視線誘導をしておいて、セクハラ的なことではないと云い訳させるための装飾品。いずれも女の武器ですよ。


 私? 私がそんなドレスを着ることとなったら、以前読んだ小説にあった内容を実行しますよ。


『この文章が読めたのなら、あなたは近づきすぎです』


 と、胸元に書いておいてやるんだ。

 男性をけん制するには、実に秀逸であると思うのですよ。


「これだと、露出は腕だけになるのかしらね?」

「いえ、二の腕だけですよ、イネス様。この手袋を着けますからね」


 そういって出したのは、肘丈の手袋。レース編みの力作ですよ。下手するとドレスよりも手間だったかもしれない。


「これを着けますから、露出するのは顔と二の腕だけですね。その二の腕にも、腕輪なりを付けたら、大分露出が減りますけれど。

 あ、頭にはこれを着けますよ」


 そして持ってきたのは、でっかいリボンのついた髪留め。

 これだけは軽量化の付術をしてある。なので、重さは無いようなものだ。いや、そうしないと大きいだけあって、ちょっと重くなったからね。


 アレクサンドラ様は背が高い――とはいっても、こっちでの平均よりやや低めみたい――こともあって、全体的な仕上がりは可愛らしさよりも、豪奢さが前面にでた感じに仕上がったドレスだ。とはいえ、そこにこのリボン付き髪留めが加わると、途端に印象が変わる。

 でっかいリボンって、ある意味デフォルメのひとつだろうからね。

 デフォルメって、簡略化して可愛らしくするもの、って私は捉えているわけだけれど、うまくそんな感じになると思う。


「お、お姉様。私、ちょっと着けてみたいのですけれど」

「いや、リスリ様、さすがにそれは……。あ、先日私が着けていた、黒薔薇の髪飾りでしたら構いませんけれど」

「うぅ、黒は私の髪に微妙に合いません」


 リスリお嬢様が悔しそうに呻いた。

 リスリお嬢様、髪色は金褐色だものね。


「よろしければ、拵えますよ」

「よろしいのですか!?」

「あとでデザインの相談をしましょう」


 うんうん、喜ぶリスリお嬢様の姿は眼福ですよ。


「なんだか悪いわね、キッカちゃん」

「いえいえ、半ば趣味ですから」

「ちゃんとお代は請求してね?」

「……どうにも値付けが苦手なんですよねぇ」

「それはいけませんね」


 私のぼやきに、エステラ様が反応した。


「お時間を頂ければ、その辺りのやり方をレクチャーいたしますよ、神子様」

「ありがとうございます。では、明日にでもお願いします」


 うん。神子様と呼ばれるのを訂正するのは諦めたよ。いや、名前でとお願いしたんだけれどね。どうにも信仰の厚さの防衛力を突破できなくてですね……。

 まぁ、加護持ち=教皇、というのが常識の世界で、加護七つ持ちとかおかしいからね。というか、アレカンドラ様はこのことを知っていて、こうなるようにしたのかな? いや、知ったところでどうにもならないけどさ、現状、凄く助かってもいるし。


 もしこれらの加護がなかったら、きっと私はもう死んでる。


「お婆様、よろしくおねがいしますね? キッカお姉様はご自分の作る物品の価値に関して、まるで無頓着ですから」

「そんなことありませんよ」

「ありますよ!? お薬とか技術とか、無償提供しているじゃないですか!」

「そこはその、お金では売買できない『恩』を売っているということで」


 ダメかな?


「なにを云っているんですかお姉様、そんなもの、踏み倒されて終わるのが常ですよ!」

「いや、そういう輩にはそもそも提供しませんよ」


 そんな胡散臭そうなものを見るみたいな目で見ないでくださいよ。


「お婆様。こんな有様なので、とても心配なのです。よろしくお願いしますね」

「えぇ。これはきちんと自身の価値を認識してもらわないと」


 あれぇ? まるっきり信用されてない!?




 こうして、私の価値観矯正講義が行われることが決定したのです。




 う、うん。明日は頑張ろう。



感想、誤字報告ありがとうございます。

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