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生物相を作ろう!~豊穣大陸(仮)編

さて、今度はもう一つの大陸に行って、生物を配置しようかな。


あ、その前に、雄大大陸(仮)西岸~~豊穣大陸(仮)東岸の間の島を減らして、さらに真水のない島にしてしまおう。

こっち回りでグランドキャニオンの黄金境に行かれたら、ロマンがなくなっちゃうからね!。

海にもいっぱい危険な動物と魔物を配置しておこう。

衝角みたいな角のある巨大なサメとシーサーペントとクラーケン。

魔の大渦と、海底火山、暗礁と巨大な海草の生い茂る海、風が円状に吹く海。

うん、こんなもので良いでしょう。

あ、水竜さんはこっちに配置しよう。水竜さんに認められるような高潔な人物だけは、こっちを通れる事にしよう、うん。


雄大大陸(仮)の方は、質実剛健な男の子向きな大陸にしたから、こっちの豊穣大陸(仮)は、女の子向きのやさしい世界にしよう。

きれいなお洋服いっぱい!。

芸術の都、グルメな洗練されたお料理、すばらしい音楽と、演劇、小説、絵画、マンガも!。

美男美女が愛をささやきあって、・・・あ、美男×美男とか美女×美女でも良いな・・・(じゅるり)。

こほん。

うん、『多様な愛の形』が許される世界だね。


そんな世界にするために必要なのは・・・

自由に活動出来る人口。

食料他の生活必需品の生産にかかる人手が少なくないとダメだね。

要するに、遊んでても暮らせるような世界。


豊富な雨と、温暖な気候で栄養たっぷりの土壌の大地が広く広がっていて、農業は前の年の落穂が勝手に芽を出して実るような世界にしよう。耕す必要なし!。


お肉は、森とか草原の獣が弱くて、豊富で簡単に取れる世界にしよう。

乗ったりするための馬と、牛乳を取るための牛。これも放っとけば、そこらの雑草を食べてエサを自己調達してくれる事にしよう。

うーん、安楽。

あっ!。でも、これだと人が増えすぎるかも!。

避妊をしっかりやる文化か、繁殖力の低くなる体が必要だね。

でも、雄大大陸の人が渡って来て増えられると面倒だし。

よし!。

同性愛推奨!

雄大大陸の下品なマッチョはモテない!。

一応そういう事で。


さて、もうちょっと行ってみよう

簡単な形の金属製品は、火の魔法と加工の魔法で!。薪を森からたくさん取ってくる必要はないよね。

精緻なものは、人間が作れば良いよね。芸術の都があるんだし。


衣服は、趣向を凝らしたいし、時間をかけて良い物を作るからいいか?。

あ、でも原料の糸はつむぐのが面倒だし、森に大量発生するイモ虫の繭から、という事にしよう。

でも、植物繊維も欲しいよね。

よし、最初から繊維の方向が揃ってる綿と麻も取れる、という事にしよう!。


あとは、住。お家ですね。

西洋のイメージだと石造りだけど、あれって作るのに手間がかかりそうよね。

でも、すっごく長持ちはしそうだから、住んでいる単位時間当たりの労働力で考えると、かえってお得かな?。

うん。これだと子孫を無理に増やさない文化の理由にもなるし。

これで行きましょう!。

お家は先祖代々か、年老いて亡くなった身寄りのない人のお家をもらう、という事で。

多少は、空き地になったり家を建てたり、もあるという事で。

さもないと家を建てる技術がなくなっちゃうからね。

材料の石は、基本壊れた家の物を廃物利用するとして。

消耗分は、地の魔法で土から作れる事にしましょう。


ぴんぽぉーん!。

『詳細な文化設定は、地形、生態系の配置が終わった後にして下さい』

『創ツ』が警告メッセージを出した。

おっと、文化の方に凝り過ぎちゃったか。


さて地形生態系。

芸術の発展には、多様な文化が必要だよね。

価値観の違う文明が共存してこそ、その交流から芸術が生まれるわけだし。

基本線は、『豊かで楽が出来る世界』として、いくつかに分けたほうが良いよね。


豊穣大陸の西側に、大きめの島を一つ作りますか。イギリスみたいなの。

若干豊穣の度合いが低くて、雄大大陸との緩衝点にして、海路の中継地。

距離の比率は、雄大~9~西島~1~豊穣くらいで。

島だから、豊穣大陸と交流するために造船技術が発展して来た、と。

船の材料になる木が取れるように、山がちで、食べ物は野生肉とジャガイモという事で。

船があるなら漁業も盛んだよね。食べ物にお魚も追加という事で。

だから、生態系は、山林メインで動物は山に住むクマとシカあたりかな?。

お家は丸太小屋。

輸出品は船と船員、で良いかな?。


さて、その対岸の豊穣大陸の方は、と。

海沿いは、やっぱり漁業が盛んだよね。小船くらいはこちらでも作れた方が便利だけど、内陸から木を運んで来るより対岸から船を輸入した方が楽だよね。

と、いう事で産業は漁業(のんびり釣り)と、塩かな?。

塩と干し魚で穀物を買えば良いよね。後は、雑草牧畜(笑)と裏庭野菜畑で。

家は、岩とかいっぱいありそうだし、石造りで。


その東は、広大な平野で、落穂農業主体という事にしよう。

夏、穀物を作って、冬は雑草で少数の乳牛と馬を放牧。

耕すのは、プレイリードックにやってもらおう。

穀物の葉は、プレイリードックはあんまり好きじゃなくて、間に生える雑草の方が好きな事にしよう。

うーん、種まきくらいは、やっても良いかな?。そうすれば2枚の畑を交互に使う農業が出来る。

プレイリードックが好きじゃない穀物をまくと、プレイリードックは隣の去年の畑に行っちゃってそこで穴を掘って巣を作る=耕してくれる。

これで、耕すのと、草取りはやらないで済むね!。


町で出る肥やしは、まあ、適当に畑に捨てる事にしとけば、良いかな?。

あ、いっそ、この世界の人たちの窒素排出は鳥みたいに尿酸で排出する事にしよう。

それなら、埃になって舞って、勝手に畑まで飛んで行くし、臭くない。


あ、転生者はどうしよう・・・?

ピンポーン!

『転生者は、この世界の人の体で転生させる事も出来ます。』

『創ツ』に表示が出た。

じゃ、問題ないね。

おしっこしなくなるから、トイレの回数も減らせるね。


この辺の地域が、取り合えず豊穣大陸(仮)西側の一大国かな。

輸出品は、

穀物と芸術品、演劇とか著作物も良いですね、という事で。

移動演劇団とか、吟遊詩人とか。

さて、この大陸は国の数を増やしたいから、この北と南にも国を作りたいな。


北は、高原をはさんで牧畜の国にしよう。

高原で寒気が遮られる、という事で。

輸出品は、乳製品と牛(=牛肉)。


南は、暖かいから、リゾート地という事で。

南国のヤシの実とかお魚で十分食べて行ける、と。

農業国との区切りは、広大な草原・・・湿地の方が良いかな?、という事にしよう。


さらにその南は、海を挟んで、乾いた感じのサバンナとジャングル、という事で。


さて、さらに東側。

3千mくらいの山脈をはさんで、準ステップ気候で良いかな。

半定住遊牧民の国。

水のある町や村に住んで、のーんびりとちょっと遠くまで放牧に出かける感じ。

町や村同士の距離は、大きく離れてる感じで。

国の面積だけなら、豊穣大陸で最大の国、と。

食べ物は、乳製品と草の実とか。

西の国から入ってくる穀物は、ご馳走、という事で。

輸出品は馬かな?。あと交易の中継地という事で、宿屋と運搬業。

中央アジアのイメージだから、精緻な刺繍とかも良いな。繊維は、東西の物が手に入る所でもあるし。あ!、羊毛。毛糸とニット生地も輸出品という事で。

シルクロードのイメージ。

国の境界とか気にしない人達、という事にしよう。


その北は、森の国にしよう。

深い森の中に、美しい湖が点在している感じ。

北のリゾート地という事で。

森だから、輸出品は、キツネとかミンクとかの暖かくて美しい毛皮。

あとは、木材。


準ステップの南側は、ちょっと高め(4千m)くらいの山脈をはさんで、エキゾチックな砂漠の国にしよう。

あ、地竜さんの山をここにしよう。

砂漠に点在するオアシスごとに国がある、という感じで。

中東のアラビアンナイトのイメージね。

安めの宝石がいっぱい取れて、装飾品が輸出品という事で。

ナツメヤシが主食で、お肉はステップの国から輸入で良いかな?

あ、西側のリゾート国から海路経由でお魚も買えそう。

海に面しているけど、メインの風が北から吹いているので、乾燥している、と。



うーん、元の世界に似すぎて来ちゃったかな?。

まあ、いいか。あとで色々違いをつければ。


あ、リゾート地への移動、どうしよう?。

いくら、豊かでのんびりしてる大陸とはいえ、馬とかで何日もかかるのはちょっと。

かといって、簡単に移動出来てしまうと、交易のロマンがなくなっちゃうし・・・

よし!、魔法のゲートがある事にしよう。

人間限定で、魔法の触媒が必要とかで、それなりにお金もかかる、という事で。


さて、ステップのさらに東。

ここで取り合えず、東海岸で良いかな?。

ステップとの区切りは、例によって3千m級山脈。

うーん、東の大国という事で、内陸は農耕地。

こっちの農業は、どんな形にしよう?。

西と同じじゃないほうが良いよね・・・・


よし、ナイル川風洪水農地で行こう!。

毎年春になると、雪解け水が農地を襲い、肥沃な土を供給してくれる。

泥沼となったそこを田んぼとして、お米をまいて、秋に収穫、と。

これなら耕さなくて良いし、肥料も十分だね。

毎年洪水で誰の土地か分からなくなるから、『自分の土地』に対する執着は、生まれそうにないよね。

みんなで耕して、みんなで分け合う文化。


西は、温暖で気温や降水量の年較差が少ない気候。

東は、季節がはっきりしていて、気温や降水量の年較差が大きい気候。

にしよう。これで東西の文化の違いが出来そう。


特産品も欲しいから、ここで絹を作らせよう。

森の古い葉を芋虫が勝手に食べて、勝手に繭を作って、それを取ってくるだけの簡単絹製作。

夏と冬で取れる繭の質が変わるのも良いね。

夏は、外敵から身を守るためのとても丈夫な繭。

冬は、寒さから身を守るためのふかふかの繭。

虫さん殺しちゃうのはかわいそうだから、繭から糸を取った後のさなぎは森に帰してやれば良いよね。

繭をもらう代わりに、人間は、夏は外敵からさなぎを守り、冬は寒さからさなぎを守ってあげる。うん、共存共栄だね!。

繭から糸をとるのは、大してエネルギーを使う事じゃないし、手間がかかるなら、魔法でやっちゃえ!。

うーん、魔法って、便利。


天文学とか、測量技術なんかも発達しそうだね。

めぐる季節と、洪水がもたらす恵み、流れ行く輪廻・・・うん、水竜をあがめる水の国にふさわしいね。

『水は、天地をめぐり、肥沃な土を運び、大地を潤し、恵みをもたらすものなり。

流れを滞らせる事なかれ、滞りし水は、腐るものなり。』

うん。お金も世の中をめぐって経済を発展させるし。大金持ちが溜め込んで使わないと、不景気になるしね。

商人の教えにふさわしいね!。


そうすると、西の大国は、地竜をあがめる土の国だね。

動物達と共存共栄する相互理解と慈愛に満ちた大地母神の国。

『大地は、草や木々を育み、実りをもたらす。

牛、これを食い、狼その肉を食う。

されど、狼なくば、牛怠惰となりて草を食い尽くし、大地不毛となる。

牛、狼、糞をして、大地を肥やし、草犬地を掘りて、これを柔らかくする。

大地に住む生き物、すべて助け合いて、地、豊穣の大地となりぬ。

互いを理解し、助け合う事こそ、大地の理なり。』

うん、動物を活用した農業の教えにふさわしいね!。


そうすると、雄大大陸(仮)は、火の国?。

『火は、日にして、作物を育てる。

悪しき者どもを退け、そのための武器を鍛える。

火は、力なり。

されど、力に溺れる事なかれ。

誤まりし火は、地を焼き尽くし、自らの命をも奪うものなり。

自らを戒め、育て、守る事にのみ用いよ。

さもなくば、火、暴れ、滅びし古代王国の轍を踏む事となれり。』

うん。武道の教えみたいで良いね!。


風は、まあ良いか。

私の直轄!。

『風は、天を吹き荒ぶ。

天は創造神にして偉大なる『なの』のしろ示す所なり。

風は、雨を、雲を運び、大地に実りをもたらし、

時に、吹き荒び、イカヅチを打ち下ろし、試練をもたらす。

風は、自由にして天を駆け巡り、我らを見守りたもうものなり。』

と、言う事で!(えへ)。



さってと、東の国の続き。


家は、高台に木と草で作って、結婚したら建てる、みたいな。


西と東をつなぐ交易の商人達の出身国でもある、と。

水のごとく地を移動し、恵みをもたらす、それこそが商の道、というような。

海もある事だし、沿岸貿易があってもいいよね。


よし、この南にスパイスが取れる南国を作ろう!。

泥沼農業で出来た穀物を食べて、森でスパイスを集めて売って、工業製品を手に入れる、みたいなのんびりとした国。

まあ、この大陸の国は、みんなのんびりしてるけど。

東の国との境は、亜熱帯性の大森林、という事で。


砂漠の国との境は、やっぱり高い山脈?。

東風が、高い山脈に当たって、その東側の南国には豊富な雨を、西側の砂漠の国には乾いた風と、地にもぐってオアシスとなる水をもたらす、と。



さて、豊穣大陸(仮)は、こんな所かな?


南の島(雄大大陸(仮)東岸ー豊穣大陸(仮)西岸)は、普通にさんご礁の豊かな島で良いかな?。

お魚がいっぱい取れて、果物とかヤシの実とかでお腹がいっぱいになる島。

色鮮やかな極楽鳥のいるジャングル。

そして、着ている布が少な目の褐色美人さん。当然おっぱいが大きくて・・・うっ、巨乳しすべし慈悲はないっ!


心の中に前世の感情が湧き上がった途端、巨乳に伴う様々なデメリットと、男達や子供たちのおっぱいに対する憧れやら、思慕やら、夢といった感情が浮かんで来た!。

その重さゆえに、垂れやすく、肩も凝り、走りにくくて、男どもには、性的な目で見られる。

う、うーん・・・結構大変だったのね、巨乳でいるのって。

巨乳の女達に対する嫉妬とかが急速にしぼんでいく。


そして、男どもから見ると、

赤子の時の暖かで優しい栄養であり、母の象徴であり、安心感の源であり、触ってはいけない禁断の領域であり、そのふくらみで、谷間で、その立体感で男心を魅了する女性のシンボル!。

うーん、あったほうが良いよねぇー、これだけ幸福に関わっていると。


でも、女性側の負担は大変だから・・・

よし!、負担を軽減できる体の構造にして上げよう。

おっぱいが垂れないように支えるブラジャーみたいな『挙乳筋きょにゅうきん』を胸の皮膚の下に付けて上げよう。

さらに、乳腺組織を完全に取り囲む風船みたいな筋膜『包乳膜ほうにゅうまく』を作って上げよう。

これがあれば、血液が流入する事で風船みたいにふくらむから、挙乳筋と合わせて、垂れる心配はなくなるねっ!。


この島々は、2つの大陸を結ぶ船の経由地ですね。

基本、航路は一旦南に斜めに進み、この島々伝いに東西方向へ移動して、また斜めに北方向に向かう半円を描くような航路。

水とか食料とか、安全とかのために。


他に、それぞれの大陸の南のジャングルに行く航路。


よし、これで、決定!。

『生態系および、地形の修正を行います。よろしいですか?』

OK!!!

ぶよよぉおおん!

2大陸の生態系と地形の修正が行われた。


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