なんということでせう
短いですが、ここで区切りです。はい、暴走していたところを削りました。
なんたる不覚ぢゃー。
わしはこの居たたまれなさをカウンターにぶつけ殴り始めた。
この身に降りかかった環境も人種も代わりTSして4歳児という現実をスケベ心でごまかしていたが、わしは、若さ故の過ちってヤツを改めてかみしめた。
心の耳は「ドスッ」とか「ベキッ」とかしているのに意に反して、リアルに聞こえるのは「ぺちっ。ぺちっ」だった。
顔が熱い。そう暑いんだよ。目と鼻から汗を流しながら、周囲を観察すると、なにやらほんわかした空気だ。
その異様な空気にわしは刮目した。
まるで、カワイイ小動物を見るような目をするんじゃねぇ。ぐっ、眩しい視線だ。
わしは4歳児の幼女なんかじゃなくてキモいメタボのオッサンだぞっ。現実逃避させろー。
わしは冒険者になって、どこかに落としてきた息子を捜す旅に出るんだからな。日が沈んでからだけど。
ん? 横で腹を抱えて笑っている男は、失礼なヤツだ・・・・・ニャ?
こやつの前には、あろうことかネコミミの受付嬢が居るではないか。うらやましくなんかないやいっ。ちょっとタイプなだけだ。
何者か知らんがたしか店を出たときから一緒だったよな。男に興味ないし、わしは炎天下だからフードを深くかぶっていたそれどころじゃないからな。
鼻をすすって飛びついてやったぞ。やつの服にわしの粘着液を付着させ、架け橋を完成させ、そのままちーんとしたら、すっきりしたぜ。
ふっ。鼻を拭き取り、ヌコミミさんのバストにじゃーんぷ。完璧な出たとこ勝負作戦だろ。
冷ややかに見つめるウィの意識が流れ込んできのは、 "全体協調処理"ってやつか?
そのあと深くお詫びをさせられた。解せぬ。
「まぁ、子供のすることですし気にしていませんよ」
男はさわやかに笑う。ケモミミさんの前でエエカッコシイな。あとで泣かしたる。
町の外をうろついていたところをポン○とナナ○が声を掛けて拾ってきたというこいつとは長いようで短くも濃いつきあいとなるのは、別な話。
手続きを終えたわしらは少しして別れた。駄菓子を買ってくれたから、かわいく手を振っのは、あくまでもサービスな。ちゃんとお礼の出来る大人のわし。
初期装備もなにもなく、ログインボーナスもチュートリアルボーナスも転生神の加護もなく、わしらはポン○とナナ○に寄生することを容認した。
ここまで読んでいただけてありがとうございます。
これで[EPISODE 1]は終わりとし、[EPISODE 2]-『β版VRアプリはバグ仕様』へと続きます。
[EPISODE 2]と[EPISODE 3]の間になるウィとミィの町で生活場面など、まだ章管理のやり方が理解できていなくて別につくろうか、どちらかの後に続けようかと悩んでいる最中です。




