とりあえず ご挨拶がてらのプロローグ
前作は、ホントに試し書きだったので、単純にこのパートが無く本体だけでした。
最初は丁寧に運ぼうとして、途中で疲れて雑になりすぎて全体を短くしています。
扱いやすい登場人物のモデルから使用不可をいただき・・・・まぁ前途多難です。
区切りまでは『藪氏の場合』と逆で末尾に句読点などの記号付きが「喋り」です。
特に疑問符が多いのは仕様です。(笑)
辺りが白くてなにもない。
「はい、必要ないのでシンプルにしています」
白い部屋?
「んー、その認識でもハズレてはいませんね」
ところで、あんたはどちら様で?
目の前に立つ女の子に問いかける
「はい、異世界移住のご案内をしておりますナナと申します」
ふーん異世界ねぇ・・・えっ異世界?
「はい、こちらの環境とは異なる世界です」
わし死んだ?
「まさかぁー」 遠い目をしている
なにかを思い出したのか口の辺りがヒクッと動いた
たしかに移住と言ったけど、転生じゃないし'死んだ'とは かぎんないか
「はい、その通りです。|複製した方<コピー>をご招待させていただくのが私の役目です」
へっ、コピー?
「はい、重ねて言えば、ご本人様にはそのままに現実世界で生活を続けていただいて、こちらにはペルソナのコピーにおいでいただくことになります」
ペルソナって、上っ面っすよね?
「はい、行動パターンとかをサンプルモデルとさせていただいて、AIでトレースさせていただくので一応、ご挨拶なのです」
じゃあ、わざわざ言うまでもなかったんじゃあ。
「はい、そうですよ」
じゃあこれって・・・
「はい、私の自己満足ですね」
◇ ◇ ◇ ◇
目覚ましを止めた後、垂らした涎を枕でぬぐって出勤の準備を始めた。
「うー、よく覚えてないが変な夢を見た気がする」
お読みいただき感謝します。
近日中に加筆予定。ですが年度替わりとMHWに時間がとられて予定のままかもしれません。
『Hello,Wonderful World.(試食版)改』をよろしく。