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森の光輝  作者: 恋花
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第2章

ここは、ある県の地方である

そこは、森に囲まれ、豊かだった

この町にある森林が資源になると分かったのはずいぶん昔の話であった

それから仲の良かった町民たちは2つの派閥に分かれてしまった

1つは森林を資源として、伐採して売り出す派ともう1つは森林を守っていきたい派だ

この争いは、何世代に渡って続いてきている

20XX

「おはよー」

「おはよ、風亜」

朝、下に降りるとお母さんが朝御飯の用意をしていた

「おはよう、お母さん

あれ?お父さんは?」

「いつもの会合よ」

「また?お父さんも町の人も長いよね~」

私が呑気にご飯を食べているとお母さんが言った

「仕方がないわよ

すぐに片付く問題出はないのだから」

「ふーん」

私の家はいつもこうだ

お父さんが朝ご飯の時に居ることはほとんどないに等しい

逆に、居る方が珍しい

そんなに結論を急ぎたいのかな~

私が考えていると

「ねぇ、風亜」

お母さんが話しかけてきた

「なに?」

「風亜は、どう考えているの?」

そう言われて一瞬考えてしまった

「どうって......」

「だから、残した方がいいのか・伐採した方がいいのかってことよ」

そう言われてもすぐに言うことは出来なかった

「う~ん......」

「お父さんには言わないから」

「......お母さんは?」

「私?

私はね、正直どっちでもいいの」

そう簡単に言い切ったお母さんに私は驚いた

「どうして?」

思わずそう聞いてしまった

「だって、そんなことより、どうしたら一番良い解決方法を出せるか

そして、元通りに仲良くできるかの方が大切でしょ?」

「そうだね...

私もどっちでもいいや」

そう言って私も微笑んだ

お母さんも微笑んでくれた

「でも、その事は外では言ってはダメよ」

「うん、分かってるよ」

「なら、いいわ

さぁ、朝御飯にしましょ」

「うん」

朝御飯を食べながら私は思った

お母さんが言いたいことは私にも分かる

この争いは、何世代に渡って続いてきた

だから、あまり下手なことは言わないし言えない

この争いの元は、この町の森林の価値を言ってきた他の所から来た人だった

その人の言葉が原因で、今の私たちの時代まで続いている

でも、私の周りの友達もどっちでもいいと言うわけでもない

それに、私はお互いが仲良くなってくれればそれでいいと思っているから

そんなことを思いながら朝ご飯を食べているとお母さんが不意に言ってきた

「風亜、時間は大丈夫なの?」

壁に掛かった時計を見ながら言ってきた

「えっ?

あっ、ヤバい」

部屋に戻って鞄を持って玄関に行った

「行ってきまーす」

といって慌てて家を出た

「フフッ、行ってらっしゃい」

私が家を出た後

「どうしたら私たちの世代で片付けれるのかしら.......」

そう言って呟いていたことを私は知らなかった

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