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ケガの功名とケースバイケース
「あんた、大丈夫か?ケガの状態は?」
「あ、ああ、ありがとう、大丈夫だ」
どう見ても大丈夫ではない。色んな所から出血してるし、衛生観念はいまいちな返答に顔をしかめてもう一度問う。
「いや、傷口からばい菌が入る。全部出せ」
「ええっ!?いやいいよ!大丈夫だから!」
「こんな状況で何遠慮してんだ!」
「折角無理して助けたのに後から死んだとかめちゃくちゃ気まずいだろうが!」
「すごい自分本意な理由だ!?」
「いいからさっさと」
ぐいぐい破れかかった衣服を引っ張っていると
「いやいや分かったよ!脱ぐから!見せるから!」
しぶしぶ了承した冒険者は服を脱ぎだした。
正直期待はしてた。声なんか高いし、華奢な体だったから。
結論、大けがしてたら相手女でもそういう気にはならんわ。




