2話 窮狐熊を嚙む
どうも、コメントを一件いただき嬉しさのあまり、その日に仕事が手に付かなくなったガチ勢のχダニャンです。 キャラクターが俺の言う通りに動いてくれません、助けてください。 ウツケはおっとりした性格で誰かを引っぱたくキャラじゃなかったんです。ウツケも理不尽な目に合うキャラじゃなかったんです。事前に性格を決めていても いざキャラを物語の上を走らせると全然動きが違うんです。
コン以外反抗期です。コンも微妙に反抗期です、すべてのキャラが全員反抗期です。でもキャラが自由に走ってくれるのは嫌いじゃないんです。
今回は長くなった、熊暴れすぎ。3000字越えを目安にやってたのが気が付いたら6000字越え
2話分ぐらいの字数に・・・ まぁこの熊は別の物語に登場させるつもりのキャラだったのでいいか
欲張らせてあげても。 後書きも今回いつも以上に長くなります。
「おーい!コ~ン!どこだー!」
「ダメだわ!川の方にはいない!」
「まさか縄張りの外に出ちまったのかなぁ!?」
「あの子はそんなバカじゃないわよ!」
「怪我してないかなぁ・・・早く見つけないと」
「ハァ・・、ハァ・・、ハァ・・、どうしよう・・・
縄張りから出ちゃった・・・」
葉っぱを握りしめてコンは木の根元に空いた横穴に逃げ込んでいた。
穴の入り口は岩の壁で塞いだ、クマも少しの間は動けない筈。
考えなきゃ、考えなきゃ。
さっきはもうダメかと思ったけどクマのお腹の下から岩の壁を出して下から
突き上げる形でなんとかなった。
頭を止めちゃダメ・・・何とか乗り切らないと。
不自然に広いこの穴は12年前に掘られた穴である。誘拐事件の取引場所として
指定された人の手で掘られた穴だった。熊が入ってくるスペースは十分にある。
「葉っぱは・・・1、2、3、4、5」
これで何かできること・・・
よし、と小さく頷く全力で生きるんだ!
「んん~!ポォン!!」
一枚目で穴の中心部に岩の仕切りを作る。
仕切りは少し真ん中から左に寄せて熊が右から熊が通りやすいようにする。
「んぁ!ポォン!!」
二枚目で狭くした左のスペースに岩の坂を作る、坂は穴の入り口へ
伸びる上がり坂だ。
コン自身がギリギリで通り抜けられるように坂と天井の隙間を調整した。
「ハァ・・・ハァ・・・・」
短い間に力を使い過ぎた・・・
苦しい、この作戦が最後のチャンス。
もし、失敗したら・・・・ダメダメ!成功させるの!!
後はぶっつけ本番、怖いけどやるしかない!
目をくらませて逃げたところで臭いで追われる。
走ったところで撒けるわけがない。
縄張りの外じゃ、両親の助けも期待できない。
ここで撃退するしかもう手が無いのだ。
呼吸が整わない内に入口を塞いでいた岩が崩れる音と熊の咆哮が穴の中に
けたたましく木霊する。
コンは仕切りの右に立ち熊を待ち受ける、当然獲物を発見した熊はこっちに
向かってきた。
すぐに左に逃げると仕切りを壊されかねない。
熊が仕切りに差し掛かったのを確認してから左の坂を駆け上がる。
熊の爪が服を裂いたが肌にまでは至らない。
間一髪でコンが坂と天井の隙間から滑るように飛び出ると
熊は自身が通れないことを察知して入ってきたルートを逆走した。
「ン!ポォン!!」
三枚目で岩の壁で仕切りの左右のスペースを塞いで熊を閉じ込めることで一瞬
時間を稼ぐ。
穴の入り口に走って四枚目。
「んっく、ポォン!!」
網目状に穴の開いた岩の壁を作り出す。
三枚目で作った壁が一撃で破壊されこちらに一直線で疾走する。
「ガァァァァァ!!!」
「この穴だらけの壁ならアナタのことちゃんと見えるよ」
「狐火」
掌ぐらいの大きさの火球がコンの手から熊に向けて放たれた。
ボォン!と爆裂音が穴の中に反響し外へと逃げ出していく。
この穴に燃える物はないから、全力で狐火を放った。
狙い通りに熊の顏と全身を焼くことができたのだ。
闇雲に熊が手を振り回すと四枚目の壁が壊された。
燃えたまま、怒りに満ちた顔でこっちを見据えようとしている。
知ってるよ?アナタ普通じゃないもん。
焼いた程度じゃ効かないよね。
これは安全に近づいて確実に当てるための目くらまし。
五枚目、これで全部。
「んぁぁ!ポォォン!!」
最後の力を乗せた葉っぱを熊の顎の下に滑り込ませて
先端が鋭く尖った岩の柱に変化させた。
残った力ではそんなに太い柱には変化させられなかったが
熊の喉を貫通させるには十分だった。
ドォっと熊の巨体が横たわりドクドクと赤い液体が広がると
次にむせ返しそうな鉄分の臭いが広がった。
焦げた臭いも充満し嗚咽しそうな臭いが穴の中を支配した。
・・・よかった、何とか成功した。運がよかった、早く帰ろう。
「ひぃ・・・・・・ひぃ、んっく・・ひぃ・・・」
帰らなきゃ、とーちゃんとかぁちゃんが心配しちゃう。
おぼつかない足取りで穴の外に出ると引き込まれそうな夕闇が出迎えてくれた。
生きてる、肌を撫でる風が優しく冷たい。
夏だからそんなに涼しい風ではない筈なんだけど。
それだけ体が火照っているのだ。
ちょっとした狩りのつもりがとんだ大冒険になっちゃた・・・
帰ろう、それだけの体力が残ってるかわからないけど。
「きゃう!」
足を一歩踏み出したら足を滑らせて転んでしまった。
あ~、やっぱり動けないかも・・・
かぁちゃん来てくれないかなぁ、帰ってごはん食べたい。
あ、あたしがごはん獲ってくるって言ったんだった・・・
「おーい!コーン!!」
「あ・・・とーちゃんの声だ」
なんだ、かぁちゃんじゃないのか、ガッカリ。
まぁ誰も来ないよりいいかな。
「とーちゃん・・・」
あーあ、大声出す気力がないや。
とーちゃんじゃあたしに気が付かないよね、かぁちゃん来てくれないかな。
「タワケ、どう!?コンちゃんいた!?」
あ!噂をすれば、かぁちゃんキタ!!やった帰れる!
「いや~ここに居なさそうだよ、どこいっちゃたんだろう・・・」
「うろたえる暇あったら探すの!!ホラ行くよ!!」
あ~・・・ヤバいとーちゃんサイテーじゃん、何してくれてんの?
かぁちゃんチョロいんだから余計なこと吹きこんじゃダメでしょ!?
あたしここに居るからね?気づいてよ、ねぇ、泣くよ??割と本気で泣くよ??
ふたりしてどっか行ったらとーちゃん丸焼きにしてやる・・・!!
「ん?なんか焦げ臭くないかしら?」
あ!かぁちゃん流石!!臭い辿ってきて!お願い!!ここ、ここ!!
「そうか?気のせいじゃない?」
「そうかしらねぇ?向こう探しましょうか?」
ちょと!!コラァァァァァァァァアァ!!
アンタら愛娘(自分で言っちゃう)探す気あんのかぁぁぁ!!?
とーちゃんもう黙ってて!?かぁちゃんは自分の感覚信じて!?
とーちゃんのバカーッッ!!
かぁちゃんのマヌケ―ッッ!!
バカバカバーカ!!ガンバッたんだから見つけて褒めてよぉ!!
甘えさせて・・・・・・
「ガァァァァアァアァアァァァァァ!!」
「ひぅ!?」
耳にこびりついていたあの声がもう一度聞こえた。
なんで?ちゃんと喉に刺したよ・・・?
生きてられる訳がないのに・・・
ついさっき出てきた穴からあの熊が出てきた。焦げた臭いが強くなる。
喉に刺した岩の柱は抜け落ちたのか見当たらない。
穴から出てきたクマが一番初めに発見したのは動けない獲物。
つまりあたしだった。
熊の巨体がコンに覆いかぶさり、唾液が顔に垂れる。
打つ手がもうない、恐怖で感情が満杯になって言葉を形作る隙間もない。
「おいクマ公、うちの娘になにしてくれてんだ」
金の筋が熊の喉笛を掻っ捌いた。
血を吹き出して熊は再びドォっと倒れる。
「コン!大丈夫か?怪我は??」
タワケがコンの方へ振り返って怪我してないか心配そうに見渡す。
「あ!膝から血が出てるじゃんか!このクマにやられたのか!?
他は?どっか痛いところは?あ!尻尾がなくなってる!?」
「はじめっから・・・しっぽ、ない・・・」
「あ!そうだった!よかった!!」
「うっく・・・」
「!?どうした?苦しいのか!?あわわわ・・・どうしよう!どうしよう!」
「うわあああああぁぁぁん!」
「!??」
「とーじゃん、こわがったよぉぉぉぉ!うああぁぁぁぁあああぁん!!」
「そうか、ごめんな!とーちゃんも一緒に行けばよかったな!ごめんな!!」
酷く安心して心の箍が外れたことで感情と涙が決壊してしまった。
無理もない、まだ12歳それも女の子なのだ。父親にギュウッと抱きついて
大声で泣いていた。
「あ!コンちゃん!!大丈夫!??」
ウツケが遅れて駆けつける。
「うん・・・大丈夫・・・・・ひっく」
コンが父親から離れる。
「ちょっと、コンをこんなに泣かせてぇ!!何したのよ!!」
バゴォン!!!
「あいたぁ!!?いったぁ!!」
いつもより三割増しのパワーで叩かれた。
きっとタワケも泣いて許される程度に理不尽な暴力である。
「が・・・・」
「『が』じゃないわよ!まったく!何を考えてるの!!コンちゃんだいじょうぶ?
悪趣味な金色になにされたの?かぁちゃんに言ってみそ?そ??」
「『が』って俺言ってないぞ!いったいなぁもー!!」
「犯人はお黙り!発言権無し!!」
「かぁちゃん、逃げよう・・・」
「あら!コンちゃん、そうね!こんな汚い尻尾5本は置いて帰りましょ♪」
「いや・・・そうじゃなくて・・・とーちゃんも泣いてる場合じゃ・・・」
「ガァァァアアア!!!!」
熊がガバァッ!と勢いよく起き上がる。
「ぶわぁぁぁぁぁ!!!ビックリしたわ!心臓止まるわよ!!」
「!?このクマ??」
おかしい、確かに喉を搔き切ったぞ?
あ!喉の傷が無い・・・?そうか、そういうことか。
「ウツケ!コンを連れて逃げろ!」
「クマ位ならあんた勝てるでしょ??」
「魔族化してる!!」
「!! わかったわ!変化!!」
ウツケが大きく飛び上がり宙返りすると姿はそのまま5倍ほど大きくなった。
「ほら、乗って!」
コンを尻尾で拾い上げると自分の背中に乗せて走り出した。
「かぁちゃん!とーちゃんが!!」
「大丈夫よ!タワケはいざってとき強いわ!!」
かぁちゃんの言葉に納得した。
だって、さっきのとーちゃんカッコよかった。
そうだ、とーちゃんは大丈「うぎゃぁぁぁぁぁ!!!」
結構な速度で走るウツケの横を金色の何かが後ろから吹っ飛んできて
追い抜いた。
その物体はベチーン!と太い幹に激突して「ひでぶッ!!!」と唸った。
「ちょとぉぉぉ!!タワケェ!!なにしてんのよぉぉ!!」
「強ッ!あの熊ツッヨ!!」
「ガァァァァァアアア!!!!!」
「「「ギャアあああ嗚呼!キタぁぁあぁぁ!!」」」
タワケが体を起こしてマッハで逃げる。
「速っ!!あの5尾、尾撒いて逃げるのハッヤっっ!!」
「とーちゃん逃げるな!!戦ってよ!とーちゃんのこと忘れないから!!」
「ふざけろぉ!!俺を見捨てる気満々じゃねーかっ!!!」
「こういう時に犠牲になると英雄になれるらしわよ!ガンバ☆彡!!」
「俺の味方がどこにも居ねぇ!!ちっきしょぉぉぉぉ!!」
タワケがタンっと木に飛びついて熊目掛けて飛び出した、さながら水泳選手の
ターンのような動きだ。
弾丸のように跳ね返ってきた相手に熊は対応が追い付かず、タワケは熊の
両目を抉った。
さらに着地と同時に熊の後ろ脚にかぶりつき引き倒してマッハで戻ってくる。
「もー、やんない!!!同じ手が効く相手じゃない!」
「この後どーするのよ!!」
「決まってらぁ!逃げるんだよぉぉぉ!幻術頼む!!」
「やってるよぉ!アイツ鼻でこっち追ってるみたい!効果ないわ!!」
「こうなったら秘密兵器を出すしかないなぁ!」
当然の如く熊が起き上がりこちらの追跡を再開する。
目もバッチリ再生している。
「来るなぁぁ!!エキノコックス感染すぞぉぉぉ!!」
「熊にエキノコックス感染るの!?そもそも私たち病原菌もってないから!!」
「とーちゃん、かぁちゃん、先立つ不孝を・・・」
「親の前で辞世の句を詠むな!馬鹿タレぇ!!」
「そうよ!コンちゃん、死ぬときは一緒よ!!」
「死なせないから!絶対死なせないから!」
「じゃあ、後ろ走りなさいよ!!」
「嫌だ!!!!」
何だろうこのやり取り。追われてるのに不思議だ、怖くない。
一人の時はあんなに怖かったのに・・・。
いつもの雰囲気にほっとする。
あたしは帰って来られたんだ。
追われながらの口喧嘩はまだまだ続く。途中であの手この手で熊を
足止めしながら。
気が付けば縄張りの中まで戻って来ていた。いつもの祠が見えてくる。
ウツケもタワケも祠の前でぴょーんと何かを飛び越えるように
ジャンプして立ち止まった。
「何してるの?クマ来てるよ!?」
ウツケもタワケも熊の方へ振り向き黙って見据える。
「・・・」
「・・・」
「ガァァァアアア!!」
突っ込んできた熊が空に浮いた、バシュっという音と共に。
「え!?」
「ガァァァアアア!?」
「「ヤーイ、ヤーイ、引っかかった引っかかった~!」」
ウツケ、タワケは2匹揃ってしたり顔だ。
「幻術解除っと」
ウツケがそう言うとフワーンと大きな岩でできた木が現れた。
木には縄が絡んでおり熊の後ろ脚をガッチリと捉えている。
本当はコンをターゲットに仕掛けた罠だったんだけど、まさかこんな形で
役に立つとは。
いやぁ、なにがあるか本当にわからないものだ。
・・・もしかしたら大昔に貰ったあの鱗のお守りも予想外の形で役に立つときが
くるんだろうか。
ちらりとウツケを見ると何か考えふけっているようだ、きっと同じことを
思っているのだろう。
熊は宙ぶらりんのまま暴れている、上手いこと後ろ脚を引っ掛けた。
自慢の怪力も役に立たないだろう。
「後は狐火で焼けばその内倒せる」
「ふー、良かったわ!コンちゃんが無事で!!」
「そうだな!ほんと良かったよ!もう心配で心配で!!」
「心配かけてごめんなさい・・・」
「無事ならいいよ」
タワケの肉球がコンの頭をポフポフする。
ウツケも尻尾で背中をさすってくれた。
すっかり日が落ちて暗くなってしまった。
「ゴハンも獲って来れなかった・・・ごめんなさい」
「何言ってんだい!!コンちゃん!」
「ほらアレ、随分立派な獲物じゃないか」
ウツケとタワケは熊の方にチラっと視線を送る。
「あ・・・」
「そう!今日コンが狩りに行かなかったらこんなご馳走にならなかった!」
「熊なんて久しぶりだねぇ、お手柄よ!コンちゃん!」
「うん、・・・うん!!」
不意に涙が出そうになった、優しいから。
あたしは恵まれている、幸せ者だ。
ここで泣いたらとーちゃん、かぁちゃんまた心配するよね。
だから頑張って涙を堪えた。鼻の奥がつんっとしたけど何とか堪えた。
だってあたしはもう大丈夫だから。心配かける必要がないから。
「さぁ~ってと熊には悪いけどトドメと行こうか」
タワケが宙ぶらりんの熊へ近づいていく。
「この高さじゃ、狐火が周りに燃え移る事もないからなぁ」
5本の尻尾を背中の上で等間隔に並べると熊より大きな火球が現れる。
「さ、覚悟はいいかい?」
タワケは最後の一歩を踏み出す。
踏み出した直後にタワケが突然空に浮いた、バシュっという音と共に。
「ヱ!?あ!」
そう、念のために罠は2つ、それも隣に仕掛けてあったのを忘れていた。
宙ぶらりんの熊と宙ぶらりんのタワケの目と目が合う。
「こ・・・こんにちは~隣に引っ越してきました、みたいな?ハハハ・・・」
「ガァァァァァ!!!!」
「ギエェェェェェ!!!」
「見なさいコンちゃん、あれが勝ち誇るタイミングを誤った哀れな者の末路よ」
「かぁちゃんアレも晩御飯になるの?」
「さらに豪華な晩御飯になるわね!」
あれ?なんか俺が喰われる感じになってんのこれ!?
元々食べるつもりで育てた子に喰われそうになってんの!?
え?なにこの下克上??あっぶね!熊の爪掠った!熊の顏コッワ!!
「お助けぇ!!命だけは!命だけはぁぁぁ!!」
日の落ちた森にタワケの声が吸い込まれて消えていった。
いと哀れ。
「やめてぇ!食べないでぇ!!」
「キャハハハ、とーちゃんのバーカ!あっかんべぇぇぇ!」
熊騒動の後。
眠る前に考えごとをしていた。
とーちゃんに助けてもらったとき、とーちゃんは本当にカッコよかった。
それを伝えたらきっととーちゃんは泣いて喜ぶんだろうな。
でもあたし意地悪だから伝えてあげない。
・・・ううん違うよね、意地悪じゃないな。
面と向かって言うのが何故かわからないけど恥ずかしい。
・・・いつか大人になったら、素直に伝えられる日がくるのかな。
そうだとしたら、早く大人になりたい。
あたしのヒーローに『カッコイイ』と『ありがとう』を伝えるために。
アクセス人数が30人を超えました。ありがとうございます。ゴミみたいな物語に付き合っていただきありがとうございます! でも実は自分が寝てる間に自分で27個ぐらい別アカウント作ってログインしてアクセス数水増ししてる説が最も有力。おそらく残りの数は誤クリックですね。 なので読んでくれているのはあなた一人です。感謝感謝。
熊とクマを意図的に使い分けています。今後もキツネや狐 ネズミや鼠などで使い分けがあるかもしれません。
今回「魔族」というワードが出てきました。 魔力に存在が依存している自然の理から外れている者の総称です。それ以外を「理族」といいます。そんなに深くかかわるワードではないので覚えなくていいッス。 今回のコンの物語には登場しませんが「幽霊」は「魔族」に分類されます、でも人間は「理族」に分類されます。ついで「理族」は魔法が使用できません。・・・狐火は火の魔力を用いた火の魔法です。
裏設定は俺好みのダーク満載なんでもう黙ります。と言ってもこの惑星の基礎ルールなので他の作品書いたらフツーにでてくると思いますが。プロフィール見てね☆
ていうかコン強いね!あの局面で熊に突っ込むって。葉っぱの枚数は適当に決めてその中で何とかして貰いました、よかった、詰まなくて。
あとは・・・そうだなぁ、コンは大人になれません。タワケとウツケにより〇〇〇〇〇〇ので。
抱えた想いを伝えられる日はくるのでしょうか?
人攫いは奪う幸せに浸っていました。
コンは与えられる幸せを受け取りました。
ふたりとも自分のことを「幸せ者」と言ってました。
この幸せの違いはなんだろう?
思った以上にこの「幸せ者」には意味がでてきそうです。
キャラクターが自由に物語を走った結果です、大切にしたい。
次回予告!
社畜のχダニャンは夏休みの混雑に時間が削られていく・・・!!
休日出勤の嵐だとぉ!??果たしてχダニャンは3日に一回更新の目標を守り切ることができるのか!??
次回、「狐につつまれて」第3話! 「実は狐につままれてを狐につつまれてと勘違いしていてタイトル付けた後にその事実に気が付いたのは墓場まで持っていく俺の秘密♥」
20018年 13月 33日公開!!絶対に、絶っっ対に見ないでくれよな!!!
コメントで質問してくれたら答えたいと思うので疑問あったらどうぞ。
コンの外見について質問があったのでここでも回答しちゃお。
Q、コンに尻尾やケモミミないの?
A、コンはただの人間だったのでありません。顏は将来モテるんだろーなって顏です。今回父親に憧れを持ったようです。次回冒頭になんかあります。
あ、ツイッターやってます、よかったら見てみてください。気が向いて時間があったらコンやウツケとタワケの絵を描いて投稿するやもしれません。クズ底画力だけど。